2015年5月21日木曜日

たまガリと高校生/すごろくとリズム

今日、ある方(ゼミ生以外)がガリラボ通信の読者だと知り・・・・
顔が見えると少し気恥ずかしいものです。
 
さて、本日もあまりガリラボにはおりませんでしたが、午前中に
チーム「たまガリ」との打合せを行いました。
すでにどういった話をしたのか忘れていましたが、丁度良いタイミングで
リーダー4年(12)丸野から打合せの議事録が届きました。
それを開くと、、、、
5月30日のフィールドワークでの調査内容についての詰めの打合せと
「たまガリ」と北稜高校生との関わり等を話したようです。
映画「UDON」の「麺通団」と「高校生の手下」たちのような関係が「たま
ガリ」と「北稜高生」にも生まれると非常に面白そうです。
もっとも、このアイデアは3月の北稜高校生の前で私が話をしたことでもあり
ました(ガリラボ通信2015/3/12)。
高校生が持っている(高校生目線の)地域情報を「たまガリ」が言語化して
いくようなことを考えることができると非常に面白そうです。
まだ具体的なアイデアはありませんが、想像しただけで面白そうです。
地域情報にはもちろん1次産業のこともあるはず。
チーム「すごろく」もこれに絡ませて面白いことを生み出したい。
「たまガリ」と「すごろく」はきっと北稜高校生ともやいすとジュニアの媒介役
のような存在になってくれるかもしれません。
この役割は、2つの活動システムの接続に非常に重要になります。
このことはガリラボ通信2015/3/12でも紹介したことでした。参考までに。


 
夕方からM1(15)有馬、福永、藤本との院ゼミ。
今日は2時間ほどでした(久々に自転車の理論も話しました。良く使っているネタです)
ちょうど、今日読んだところは「活動理論の第3世代へ」という内容で、上の図が
出てきました。
今日も難解でしたが、運命を感じます。
これはやるしかなさそうです。
時間的余裕はないのですが、逆にこの悪条件を利用して、いいアイデアを捻り
だせるといいかなと、希望は持っておきたいと思います。
チーム「たまガリ」「すごろく」のメンバーもこのアイデアについて考えておいて
もらいたい。
 
ところで、4年(12)梅田がガリラボにやってきたのは今日も8時少し前。
今日もいい感じでした。朝から躍動感さえ感じます。
チーム「すごろく」がオタク宣言したのが10日前(ガリラボ通信2015/5/12)でした。
それから梅田と尾堂はほぼ6時起床を継続できている。
梅田と話すと、何だかリズムが生まれているのがわかります。
そのリズムが躍動感を生み出しているのでしょう。
チーム「たまガリ」も「すごろく」もそれぞれメンバーは就活の合間に色々と
打合せを重ね、やることはやっているように見えます。
リズムのおかげで、暗黒期に入らないからでしょう。
次に写真はガリラボ入口前に登場したサイン(開いているか/閉まっているかを
表示するものだそうです笑)。
男子学生連中(梅田、尾堂、丸野でしょう、きっと)の仕事(?)のようです。
吹き出してしまいそうな行動ですが、でもこういうことをやるのが人間の特徴です。
今日の院ゼミでちょうど出てきたところですが、「人間は自らが刺激を創造する」と
ヴィコツキーが述べています。
人は、人工物を生み出し、その刺激によって自らを拡張(=成長)させていく。
これは「主体的に環境を変えることで自分を変えていくのが人間」ということを
主張しています。  
次のサインの設置は、そうした行動の現れかと思います。
幼稚とは言え、大げさに言えば、ガリラボという空間に変容を加え、新しい環境を
創造しようという興味深い行動だと思います。
(だから、こういう行動を見るのは面白いんですよね。ただし、こうした行動は、迷惑と紙一重のところも
ありますけど^^)。
だけど、多くはそうではない。だいたいは与えられた環境をそのまま利用する
だけのことが多い。何かが足りないのでしょう。
 

こうした行動に踏み出すかどうかはやる気の問題。
そのやる気を生み出す大事な要因のひとつはリズム(だと思っています)。
4年男子学生集団は現在そのリズムが出来ている。
そう思います。
だから活動的なのでしょう。
この件についてはガリラボ通信2014/5/6も読んでみてください。
何かの参考になるでしょう。
 

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