2019年1月10日木曜日

天寿園へ追加撮影と取材/残りの日々をどう過ごすか

午前中、4年(15)八並、3年(16)小島と天寿園に出かけてきました。
よかボスについての試作品の映像がとりあえず完成したので、それに対するコメントをもらうためです。
それと追加の撮影と取材もさせてもらいました。


園内の仕事風景を少し撮影させてもらった後、理事長さんにインタビュー。
聞き手はもちろん小島です。
が、相談した結果、撮影ができなかったところもあるので、来週に延ばすことになりました。
改めて来週訪問し、決着をつけたいと思います。


天寿園でお話しをさせてもらうと、ほんといつも考えさせられます。
ちゃんとしなければと思います。
  
さて、大学に戻ってから午後は、連絡が来ていて学生GPの最終報告書を急ぎ作成して送付した後は、読みかけていた「モリー先生との火曜日」という本を手にし、先ほど読了しました。
学生向けの推薦図書として紹介されていたものですが、読んでみると、私のような年代にはさらに考えさせられるものでした。
死を目前にした(もうすでに退官した)老教授から昔の教え子だった方が人生についてベッドサイドで学んでいくのですが、その内容をその教え子が卒業論文という形で作った本です。
床につく老教授に、教え子が、ある日、
 先生、もし申し分なく健康な日が1日あったとしたら、何をなさいますか?
と質問するシーンがあります。老教授の答えは、
 朝起きて、体操して、ロールパンと紅茶のおいしい朝食を食べて・・・
から始まり、ごく普通の生活して最後のぐっすりと寝る、というものでした。
質問した教え子は拍子抜けして、
  こんなありたきりの1日がどうして申し分ないのか?
と議論に思うのですが、すぐに、その「ありきたり」にすべてのポイントがあることに気づきます。
最後になって本当に大事なものが何なのかを教えてくれるものではないかと思います。

天寿園からの帰りに、もうすぐ卒業となる八並と似たような話をしながら帰ってきました。
1日ではありませんが、学生としての残りの日々をどう過ごすかということです。
上の二人とは逆で、教授が教え子に質問したのでした。
色々と話をしました。

せっかくなので、4年生全員にも、この場で同じ質問をしておきたいと思います。
 


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