2019年1月12日土曜日

県立美術館「横井小楠とその時代」の取材

本日、県立美術館で「横井小楠とその時代」の展示が始まり、それに関連して「横井小楠と維新変革」の特別講演会がありました。
Artractメンバー(3年(16)岡林、大友、岡部)と出かけてきました。
会場の本館文化交流室は超満員。ごった返し、かなりの立見が出るなかでの講演会でした。
講演会の様子です(美術館からツイートから)。


90分の講演の最中、熱心に聞いている人が多く、私の横の座っている方など熱心にメモを取りながら聴講されておりました。
講演後、質疑の時間がありましたが、ここでも来場者の熱量を感じました。
熱心な質疑で連続で、講師の先生は大変そうでした。
熊本の横井小楠の人気ぶりを理解しました。

Artractのメンバーはどうだったでしょうか。
幕末の頃の知識がないと講演は非常に難しかったかもしれません。
が、それでも会場の熱気は印象に残ったでしょう。

その後、本日から別棟で展示が始まった「細川家の名刀と肥後鍔(ひごつば)の美」を見学してきました。
細川家がもっていた名刀がずらりと展示され、壮観でした。
南北朝時代からの古いもので、そうしたものが現代までその姿を残したまま保存されていることに驚きます。
一番手前は重要文化財の「太刀 銘 守家造(たち めい もりいえるつくる)」だそうです。これだけ置き方が逆になっていて特徴的です。

岡林が熱心にメモしながら刀剣を鑑賞してます。

置き方が通常とは逆の重要文化財の太刀の拡大写真です。

切っ先の拡大。刀剣ファンが熱心に色々な角度から写真を撮られていたので、私も真似してみました。


これは九州肥後国同田貫上野介です。
最近の刀剣ファンにはたまらないのではないでしょうか。

同田貫の刃文(はもん)です。


別棟の廊下から見える石庭です。何度か足を運びましたが、石庭があることにまったく気づきませんでした。
非常にいい感じの石庭です。足を運んだら、どこにあるのか探してみてみください。


別棟から本館に移動する途中のオブジェ。
立ち位置によって熊本城がすっぽりとその中に入ります。


急ぎ、本館へ。「横井小楠とその時代」のギャラリートークを聞きにいきました。

展示会場。


特別に撮らせてもらった展示会場です。たくさんの方々が熱心に見学されていました。
特別講演でも説明をされていましたが、学芸員さんが現物を前にしたギャラリートークを聞いていると、福井藩主松平春嶽の横井小楠の溺愛に近いように思いましたが、とにかくすさまじいほどの信頼ぶりがよくわかりました。
小楠時代はずいぶんと酒で失敗したらしいですが、それでも他者にあれほど信頼されるようになるのは素晴らしいものだと思いました。
もう今更ですが、自分のことばかりでなく、他者に信頼されるようにならねばと反省をしてきました。^^


展示の第2室は撮影OK。ここは美術館所蔵の掛け軸等の展示になっています。


その中で一番驚いたが次の着物・・・・ではありません。
「夜具」と書いてあります。要するに布団です。
驚きますよね。
細川家が姫君が嫁ぐ際に持たせたものだそうです。
鮮やかな刺繍がなされております。
夜具だったはずですが、使用感はほとんどなかったので、きっと別の目的として持たせたものなのでしょう。
だいたい、それで意味はわかりますね。


13時に美術館に到着、17時に美術館を後にしました。
たくさんの情報をもらってきました。
これらの情報をArtractメンバーはまとめて、今後、情報発信をしていきます。
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