2021年9月29日水曜日

道場とは?

 午前中は静かで、ひとり黙々と「修正版グランデッド・セオリー・アプローチ」なる方法を勉強しておりました。読んでもなかなか頭に入らない文章なのですが、一度読了してから、再度重要な所を熟読する予定です。10月以降に計画している私自身の研究の調査に向けた準備です。

最近、新しい手法をいくつか勉強しているのですが、世の中、知らないことばかり。簡単には理解できないものの分かり始めると制覇していった感じで(ゲームをしている感じ)、非常に楽しい。独学は、慣れると、病みつきになります(成長の感触が得られるので)。

昼前になって徐々にゼミ生がやってきました。
タマにゃんずバーチャルツアー班の4年(18)高田と中村。作業を始めるのかと思ったら、しばらくおしゃべり。おしゃべりが終わったと思ったら食事。食事が終わったと思ったら、何か買い出しのようで外出。いつやるんだろうと思っていたのですが、午後になると、何かやっているようでした。orz

Artractの3年(19)岩生と中西も出てきました。この2人は動画づくりのようですが、作業を進めているようでした。

13時過ぎ、興津会実行委員会のメンバー3年(19)横山が、委員会で話し合った結果の報告にやってきました。メンバー3人で来るのかと思っていたのですが、他の2人はインターンシップらしく横山ひとりだけ。
3人で来たら、報告を聞いた後、高田と中村と同じように、雑談をするつもりでした。
報告だけだと報告以上の広がりは生まれませんが、雑談(=創造的会話)はやっている活動の幅をぐっと広げるパワーを持っています。
雑談は、ガリラボの活動を膨らませる時によく使ってきた手法です。
今日はひとりだったので興津会についての雑談はせず、横山との名古屋談義でした。
興津会についのて雑談はあさってに持ち越しです。


横山との雑談が終わった後、九州産業大の地域づくり学科に勤務する佐藤とメールでやりとり。
両研究室の2年生間でオンラインの交流会をやろうと話していて、今日は具体的な日程決め。何度かやり取りした結果、
 11月6日(土)
に県大津曲研究室2年生チーム(12名)と九産大佐藤研究室2年生チーム(16名)とでオンラインの顔合わせ会をすることになりました。その後、両チームはそれぞれの活動を行った後、1月に合同発表会をする予定です。
佐藤とのやりとりが終わった後、まずは11月の顔合わせ会について、2年生(20ゼミ生)の意識のすり合わせをしないといけないと思い、LINEで

 10月8日(金)5限目、道場に全員集合

と書き込みました。そうしたら、ひとりから、

すみません、道場とは総合管理棟にある情報実験室3のことでしょうか?それともアリーナに道場があるのでしょうか?

とのこと。これに対し私からは、

アリーナの道場でもやってもいいけど、やっぱり「情報実験室3」でやろう。笑
実験室3を、ガリラボでは「道場」って読んでるんだよね。分かりにくくて申し訳にない。

と返信しておきました。そうしたら、なんと、他の2年生が

アリーナの道場ではなかったんですね!?勘違いしてました

ということで、ガリラボの特別な用語「道場」はまだ20ゼミ生には意味不明なもののようです。
7月に道場で20ゼミ生の顔合わせ会をしていたので(ガリラボ通信2021/7/16)、このガリラボ特有のジャーゴン(方言)も2年生に伝わっているものと思っていたのですが、まだそうでないみたいですね。
現在、2年生は内部と外部との境界に立っている状態でしょうか。

ただまあ、これから徐々に活動していって、ガリラボというコミュニティへと参加が深まっていくと、ごく普通に「道場」という言葉を発するようになっていくはずです。

新参者とは何も知らない存在であると同時に、どっぷりと浸り、その存在を無意識化してしまっている慣習等の存在を古参者に気づかせてくれる貴重な存在でもあります。その意味でコミュニティにとって新参者は貴重な意味・意義を持っています。

さて、ガリラボの新参者「20ゼミ生」は私の最後のゼミ生となります。出来るだけ色々なことをやらせてみたいと思っていて、そのために九産大の佐藤を巻き込んでしまいました。

ただまあ、私と佐藤との仲なのでたぶん喜んで協力してくれていると信じております。^^;