今日は天気もよく、穏やかな1日でした。
阿蘇の白い噴煙がよく見えます。
今日も朝から仕事に来ており、ひとり黙々と作業していましたが、合間に、性懲りもなくまた書棚の整理。
大学時代から、作業に行き詰ると掃除や片づけで体を動かしだす癖があり(掃除しながら一応頭は動かしているつもりです、たぶん)、その癖がこの年齢になってもそのまま続ています。
3日で飽きるのもありますが、一度身につけると無意識のうちに一生続く癖もあるようです。
どうせなら、何か役立つことにつながる癖にしておくと後々便利そうです。
掃除は、その当時は何も考えてなかったわけですが、悪い癖でなかったと思います。
ちなみに、自宅でも研究や論文作成に行き詰るとよく掃除していて、最近は特にきれいです(=頻繁に行き詰っている証拠なのだと思います)。
今日は、本屋さん風のレイアウトにしてみました。^^
実は、私は昨日から同じ作業をやっていました。
昨日はどうやってもうまくいかず、作業をしては文献を読み、読んではまた作業をしてと、朝7時から夜7時までずっと、その繰り返し。全然先には進まず、でした。orz
予定していた1割もできず・・という感じです。
ところが、今朝、歩いて通勤していると、その途中、アイデアがぱっと浮かび、そのアイデアを使うことでめでたく作業を完了させることができました。
昨日やってるとき、とにかく色々と詰め込んでいた情報が、1日経ってうまく頭の中で整理されて有機的に結びついたようで、それでうまくいきました。
この結果は、昨日、頭は拒否反応を示しつつも(だから掃除をしてました)、それでも無理やりと色々と詰め込んだからです。
脳に苦しむ試練を与えると、脳はそれから逃れるためにアイデアを出すのだと、嘘かほんとかわからない話を「AIに負けない子を育てる」の著者・新井紀子さんが話されています(ガリラボ通信2013/5/26 ←ゼミ生にはこのエントリーもぜひ読んでほしい)。
脳にイノベーションを起こさせる癖をつけさせることは学生時代にやっておくべきことのひとつだと思います。
楽しいだけの趣味は学生時代にはあまり必要ない気もします(違っているかもしれません)。
ただ、脳に試練を与えること。これは学生時代には必ず必要ではないかと思います。
それを繰り返しやっておくとその癖は一生続くことになり、仕事でもプライベートでも、役に立つ脳を育てることになるはず。
大変ですけど。
そうしたことをやっていると、その成果として、私のように掃除が得意になるかもしれません(周囲に喜ばれるでしょう。笑)。