2021年12月10日金曜日

卒論発表リハ/Artractの抄録から

今日は4年生の発表リハーサル。当日(12月12日)の会場となる大ホールで、当日の手順を確認しました。
これまでに経験したことない学生時代を送ることになった18ゼミ生。本番では存分に能力を発揮してほしい思います。


Artractリーダー3年(19)岩生から学生GP公開審査会用の抄録が昨晩届き、今朝、その添削をしていました。研究内容はおいておき、最後の社会人基礎力について書いている内容についてぐっときました。ここは添削せずにそのままにしておきました。

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コロナ渦により、連携先の機関や企業と密に連携を取ることが難しくなった。Artractの活動も、数ヶ月にわたる県美の休館や、活動制限によって中々訪問することができないなど、困難を極めた。しかし、何もできないと立ち止まるのではなく、現段階でできることを探して実行する、ということをこの1年間続けてきた。その時の状況でできることを考え、課題設定を行い、実行に移し、反省や分析を行うといった一連の行動は社会人になった後も続く、重要なスキルであろう。また、スケジュール管理やタスク管理、チームメンバーとの人間関係の構築などの社会人基礎力は、1年間の活動を通して、向上させることが出来たと感じている。
大学生の今だからこそできる、学びに没頭する日々は、一生ものの財産となるだろう。今後もメンバーと協力して、今後の糧となるような研究活動に取り組んでいきたい。

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この文章を読み、コロナ禍という困難を経て、岩生が、そしてArtractが、しっかりと成長してきたことがよく表れているように思いました。