2019年3月11日月曜日

COG2018最終公開審査の様子と鍋松原チームの結果

昨日速報をしたCOG2018(ガリラボ通信2019/3/10)の様子を今日は少し詳しく紹介します。
 
COGは今年が3回目だそうで、主催者は東京大学公共政策大学院。
全国的にみると以前に比べ、まちづくりにおける市民の力が徐々に向上にしているのだそうで、そうした市民にこの場に集ってもらい互いの情報交換をして、さらに優れた取り組みは主催側も応援をしたいという趣旨で開催されているようです。

そういうわけで、発表会場は東京大学の武田先端知ビル。

その5Fの武田ホールが会場でした。


8:30にM2(17)多賀と合流。
全く打合せをしておらず、私は多賀の電話番号も知らず、いざとなって「さて、どうやって落ち合おう」と思っていましたが、偶然、会場近くの道端で会いました。
無事に合流できて良かった。^^;

会場で受け付け。


受付横がポスター展示会場。
当初「各自掲示をお願いします」と連絡を受けていたのですが、行ってみたら、スタッフが貼っておられて・・・。

わがチームのポスターです(多賀作)。
しっかりしたポスターですよね。



ただ、驚愕したのが・・・・・、その横のポスター。




なんじゃこりゃ、でした。選挙ポスターかと思いました。
ちなみに、このポスターの持ち主は後でミニプレゼンの時に度肝を抜く発表することになる、中1の子どもでした。
このときは、ポスターの主が中1とまで気づかず、大人だと思ってました(ポスターに中1と書いてありますが、写真のインパクトが強すぎて気づきませんでした)


こんなポスターもありました。手書き風。なかなかいいですね。
しかも、その下に取り組みで作っているパスタの実物が掲示されています。
ポスターという指示があっても、選挙ポスター風を含め、まあ色々なやり方(逸脱、掟やぶり)があるものだと思いました。


8:30頃の発表会場の武田ホールです。200人ぐらい収容だそうで、当日は、北は北海道、南は熊本までの参加者でほぼ席は埋まっていました。


ミニプレゼン部門の人が、コーディネータの奥村先生に呼ばれてガイダンスを受けています。
多賀もおりますが、後で聞いたら、「何も話はなかった」そうです。
全国から人を集め、そして審査員の皆さんは著名な方ばかりですが、運営はすばらしくテキトーでした(が、それでもきっちりと終わるという。。。サポートされている方が素晴らしかった^^)。


9時に公開審査開始。
書類審査でファイナリストとなった13チームの発表です。
発表は市民側から取組み内容の発表、連携先の自治体側からどういった支援をしてきたかの発表、そして発表が終わって審査員との質疑及びコメントというもので、1チームの持ち時間が全部で20分でした。

審査員の皆さん。マイクを持たれているのは、クローズアップ現代で20年以上活躍されていた方です。キャスターを終えられた後も多方面で活躍されているようです。


ファイナリストのチームには審査を経て次の賞が贈られます。


13チームの発表はかなり興味深いものでした。
トップバッターは、横浜市立大学の学生たちがかなり参加していたプロジェクトで、横浜市金沢区の歴史資料を誰でも使えるようにと、オープンデータ化に取り組んでいるものでした。
まちの情報化で、ガリラボがフィールドワークを始めたときに取り組んできたことを思い出しました。
意外にまちの資料は整理されていないようで、発表を聞きながら、玉名市などでこうした取り組みをやっても面白いかなと思いました。
静岡県裾野市では、当初からの広報紙のpdf化、そしてまちの情報のWikipedia化とかを市民が取り組んでいて、オープンデータ化に向けた取り組みがここでもあり、大学でも協力していけそうな内容でした。


デジタル化だけでなく、次の発表も面白いものでした。高齢化率50%以上で、近隣のスーパーがなくなり、そして移動販売車も来なくなった団地の集会所に、毎週土曜日に東急ストアを呼び、お店を開くというものでした。
この取り組みは、アイデア賞をもらうのですが、買い物難民の解消になるとともに、多くの人が出会う場になり、コミュニケーションの場、そして生存確認(?)の場になっているということでした。


それ以外にも、待機児童解消に向けて潜在保育士を発掘していく取り組みが滋賀県から2つ出ていて、そのひとつは最も優れたチームに贈られる「総合賞」を受賞していました。
取り組みが本格的で、自治体も必死、取り組む市民側も必死というもので、熱意と実績が素晴らしかった。
ちなみに、ファイナリストのチームは、自治体と密につながっていて、そしてアイデアのレベルを脱し具体的な動きになっているものがほとんででした。
発表を聞きながら、我がチームがファイナリストになっていない理由がよくわかりました。

それ以外に印象深かったのが、越前市にある仁愛大学のゼミが、スタバのコンセプトである職場でもない、自宅でもない「サードプレイス」なる概念を借用し、商店街を「サードスクール」にするアイデアを単独で発表していました。
商店街の人たちにインタビューをして意識調査を行いながら、街中に理科室があり、音楽室などなどを作っていくものでした。
市役所の担当者が、もうこうした場所は商店街ではない、さらには「もう商店街という言葉は使わず、ここは新しい場所なのだという考えをしていきたい」といった斬新な話もされていて、商店街の活性化ではなく、商店街はぶっこわして、革命を起こしていきたいという雰囲気を感じました。
その市役所の窓口が、情報関係の課であることも興味深かった。
こうした取り組みが、大学のひとつのゼミがやっていることで、ガリラボでも当然ですがやれそうなんです。
能力はガリラボのゼミ生の方があるはずと思うんですよね。

長くなりますが、もうひとつだけ。
昨年の水害で甚大な被害の出た岡山県真備町のチームは災害時の避難情報に関する取り組みを組織的にやっておられました。
あそこまでの被害の出た地域です。取り組みが真剣で、そして具体的でした。
素晴らしいものでした。
このチームは自治体との連携体制賞を受賞するとともに、ハーバード大学からの賞ももらってダブル受賞されていました。

長くなりましたが、ファイナリストとなったチームのほとんどはすでに地域課題に具体的に取り組んでいるところで成果をそれなりに出しているところでした。
地域の課題もそれだけ深刻だということなのでしょう。
そうした課題に市民が自治体と一緒に取り組んでいて、そして連携に仕方が色々とあって、全国にはほんと色々な人たちがいることを知り、刺激を受けました。

ファイナリストのチームが終わり、いよいよミニプレゼン部門。
こちらは3分のプレゼンでの勝負です。全部で12チームが発表しました。
わが鍋松葉海岸活性化検討プロジェクトチームは5番目。
この順番がよくなかった。
一つ前が、あの中1の生徒です。
中1の生徒がひとりで登壇し、場慣れしていて、たった3分で会場全体の心をがっちりとつかんでしまいました。
都会の子は恐ろしい。笑

その後に、M2(17)多賀が登壇。
やりにくかったはずです。

指揮棒紛失事件であてたタマにゃんパペットを持参し、プレゼンしました。
中1の生徒の嵐のようなプレゼンの後でしたが、鍋を投げる話題などは結構反応良く聴衆を引き付けておりました。さすが多賀です。


多賀のプレゼンの様子(半分ほど)

ミニプレゼンは会場の方々のスマホ投票で評価されます。
結果発表。上位3チームが紹介されます。


第3位は・・・・・で、いきなり我がチームの名前が!!!
びっくりしました。
まさか!でした。


ちなみに2位は46票で僅差。1位は59票で、あの話題をさらっていった中1の生徒でした(仕方ありません)。

最後に参加者全員で記念撮影。
まだ人が揃ってませんが、とりあえず中央ポジションをゲットした平野さんと多賀です。


タマにゃんもCOGデビューしております。^^



以上、3月10日のリポートでした。

ここまで来るまでに10月31日にメンバー募集して(ガリラボ通信2018/10/31)、その後、Messengerで夜な夜なメンバー間で議論しながらブレスト。
12月1日にオフ会(ガリラボ通信2018/12/1)。
オフ会で出た意見を、整理して応募書類として文章化するようにとOG(10,M14)吉村に、無茶ぶりして、またその吉村が無茶ぶりに応え、応募書類の原型をつくってくれ、応募したわけです(ガリラボ通信2018/12/20)。
その書類が幸か不幸か、1次審査を通過してしまい(ガリラボ通信2019/2/13)、事務局から要求されたポスターと発表の準備を今度はM2(17)多賀に丸投げ。
多賀は見事に期限までに仕上げ、COG事務局に送ったのでした(ガリラボ通信2019/2/26)。
多様なメンバーが集い、議論し、アイデアを形にして、そして発表し、ファイナリストには届かなかったとは言え、ミニプレゼン部門で全国のチームの中で3位
なかなか見事なものですね。
集ったメンバーみなさん優秀でした。

ひとつのプロジェクトが一定の成果を出して完了したわけです。
みんなで打ち上げをします。
笑顔で終わることでしょう。

ただ、平野さんが、次のCOGに向けた課題の議論をしてはとの新しい課題も出されていて、果たして笑顔で終了となるかどうか・・・。^^




まるで関係ありませんが・・・
飛行機の出発前、機内設備案内がビデオで流れます。いつものように、本を読みながら、それが流れていることは音声でわかりました。
ふと何気なく、目を上げたところ、目がテンになってしまいました。
行きのB787

帰りのB767

機内設備を紹介しているのが歌舞伎の方々。
それもコミカルな演技をされているのです。。。
もうずって見てました。
私以外の人も見ている人が多く、人に見てもらうための工夫に脱帽でした。

さらに、降りるときには、このメイキング映像が流れていて、これもまた面白かった。
エンターティメント的要素を組み込むと、普段見てくれない人も注視してくれる。
非常によい例でした。

なお、昨日の横浜の中1の生徒(上で紹介した生徒)は、まさにこうした表現を実践しており、それで聴衆全体を掌握したのでした。
すごい中1でした。
ただ、内容をあまり覚えていない、、、という。^^;
さらに彼のポスターとなると、じっくりと見ても内容はまるでわかりません。笑



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