2022年6月9日木曜日

熊本についての2つの新聞記事

目に留まった2つの新聞記事。

これは一昨日の日経新聞の記事。日本にとって極めて重要な半導体工場が菊陽町で建設が始まっていますが、その新卒者の給与の高さを伝える記事です。新規採用1,200人とのことで、地場企業に与える影響は大きいだろうとのこと。まさにそうです。私のゼミ生もTSMCの1期生として同工場のエンジニアとして採用されました。同じく内定をもらっていた地場企業は辞退しており、地場企業の苦戦を身近に感じます。一方で、TSMCがもらたす経済効果には期待も大きく、熊本県でのTSMCの影響は今後目が離せないようです。
日経2022/6/7

半導体について沸き立っている中、昨日、教員採用試験の状況が発表されたようです。
熊本県ではありませんが、教員採用試験に挑戦するゼミ生がいるので、倍率がどの程度気になっていたので次に熊日の記事に目がすぐ留まりました。そこそこの倍率ですが、熊本県の小学校教員については倍率1.2でありほぼ全入状態を見ると、果たして今後大丈夫なのかと心配になります。
小学生を持つ親で、特に教育に強い興味を持っている家庭ではこうしたニュースをどう感じるでしょうか。私立で教育を充実させているところがあれば、志願者が一定するいそうです。熊本県には私立小学校はないので、勢い、付属小学校に集中していくのかも?教育について課題は深刻そうです。
熊日2022/6/9

変化しない世の中、課題のない世の中はないと思うで、そこは人の知恵で乗り越えていかないと仕方ないですね。
AIとか手助けになりますが、それが問題を解決をしてくれるわけではありません。解決をするのは人間でしょうから、変化していく世の中では、問題を解決していく能力が私たちには強く要求されていくのだと思います。