2014年9月11日木曜日

論文添削:完璧を目指すよりとりあえず終わらせました

昨日から休暇を取り、自宅に籠り、論文の添削を行っています。
4月(!)にM2(13)坂口からもらった私との共著論文の添削作業です。
随分と前にもらったのですが、それが今頃・・・・
重い腰でしたが、8月になってようやく上がりました。
苦節、4ヶ月。笑

なお論文は坂口が上天草市姫戸地区で手掛けたチェンジラボ
 ・第1回 ガリラボ通信2013/8/7
 ・第2回 ガリラボ通信2013/8/30
 ・第3回 ガリラボ通信2013/12/17
を実践的側面で考察したものです。
準備から始めると約6ヵ月をかけた濃厚な取組みでした。
そこで収集した膨大なビデオ記録、音声記録、さらには同行した当時
4年だったM1(14)吉村の手書き記録などをもとに論文化したものです。

膨大な量の調査データをもとにした論文だったからでしょう、添削をやり始めたら、
意外に手ごわいことが判明。
これは、大学ではできないと判断しました。
大学にいるとどうしても打合せ等で時間が刻まれるので、論文全体の流れを
把握するのが難しいからです。
ということで、8月中の添削を断念。
スケジュールを睨みながら、まとまった休暇を取れるところを探したところ
見つけたのが今週だったわけです。
昨日から自宅に籠り早朝から夜までずっとこの論文だけを読み、書き直し
をしてきました。
もらったとき2万6千字ほどあった論文は、1万7千字までのダイエットに
成功しました。


丸2日かかりました。
流れができたので、もうまとまった時間は不要です。
9月末の締切までに隙間時間を見つけてせっせと坂口と推敲していこうと
思います。

2日間ほどガリラボを留守にしました。
それぞれにどのチームも自主的に活動しているようです。
第5代となったゼミ新聞部の3年(12)目代部長から、以前にあった
コラム総選挙の後継版として「ガリラボかたらんね」というコラムを創設
したそうです。
在学生、卒業生に向けて募集するそうです。
詳細はこの後のガリラボ通信に掲載しますので、そちらをご覧下さい。

チーム空創の4年(11)藤村からも連絡がありました。
空港内での動線調査について、考案した新しい調査方法を試して予備調査を
行ったところ、測定誤差を1、2%程度に出来たとのことでした。
前回の1/10です。
見事ですね。
いい成果を出してくれました。
後は、本調査で空港内の人の動きをつぶさにモデル化できるはずです。
・・・ところがその本調査ですが、早朝6:30からで調査人数として17人ほど
必要になるとのこと。
さて、どうしましょう。
知恵を絞らないといけません。
 
後はチームJob'sの4年(11)藤本からのメール。
今週の卒論新聞を確認してほしいと送ってきました。
毎回このチームは早い!
また先日、ジョブカフェの方との打合せで齟齬も取れたので、さっそく
ジョブカフェに連絡して今後の活動計画を立てているようでした。

連絡こそないものの、たぶん、それ以外のチームも個々に活動している
はずです。
21世紀に必要だとOECDが言っている21世紀型スキルというのがあります。
キーコンピテンシーというのですが、それらは、
  1 社会・文化的、技術的ツールを相互作用的に活用する能力(個人と社会との相互関係) 
  2 多様な社会グループにおける人間関係形成能力(自己と他者との相互関係)
  3 自律的に行動する能力(個人の自律性と主体性)
といったものです。
ガリラボのメンバーは、ガリラボの中でどれもトレーニングされているように
思うのですよね。
トレーニングされた上級生を下級生が見ている(そういう環境がある)から、
またコンピテンシーを高めていく。
そんな感じがします。

ガリラボの多くの(全員ではないですが)ゼミ生は、21世紀スキルを身につけて
社会に出て行くでしょう。
ほんと、優秀です。
 
【補足】
私が休暇を取るのは非常に珍しいと思った人は、ガリラボにかなり入り込み
(十全的参加と言います)、キーコンピテンシーもより高いレベルで育成されて
いるのではないかと思います。
実はこの休暇は大学に努めて20年経過した人たち向けの休暇です。
総合管理学部の創設20年ですが、最初に赴任したので、私も20年目にあたる
わけです。
2014年はキリの良い年です。
学部は20周年。そして津曲ゼミから、ガリラボへと転換した03ゼミ生から10周年。
白亜祭は50周年です。
色々な記念すべき年なので、それにふさわしい行動をしていきたいと思います。

・・・とりあえず坂口の6ヶ月ごしの宿題を「完璧を目指すよりさっさと終わらせ」て
現在、放心状態。
取得している休暇中に予定通り終わることができてほっとしました。♪(´ε` )
 

 

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