2015年6月7日日曜日

ポストカードを持って街に出る~アナログメディア再考

ポストカードの活用! 今日、The Neighborhood Postcard Projectという取組みを
ネットで知りました。
街のイメージを明るく、街のイメージを住民自らが変えていき、新たな地域イメージを
生成していくプロジェクトです。内容についてはこちらのブログをご覧ください。


The Neighborhood Postcard Projectを開始したハンターさんは次のように言われてます:
  確かにSNSによって、私たちは世界中の人々と交流することができるようになりました。
  しかし、実は私たちがSNSで交流している相手って、似た価値観や興味を持つ、ごく
  わずかな人々だけなのではないでしょうか?
確かにそうですね。SNSとは自分の範囲を超えることが少ない。
最近、佐藤尚之さんの「明日のプランニング」という書籍を購入しましたが、現代は
「自分ごと」と「世間ごと」の他にSNSによって「仲間ごと」という部分の情報が巨大化している
時代なのだということが書かれていました。
確かにそうです。
昔はほとんどその領域はなかったのですが、SNSによって開拓されたと言えそうです。
日々、スマホを眺め、SNSで友人(仲間)の行動をチェックしているのが現代。
いつもネット上のやりとりです。
そんな時、リアルな世界でのやりとりは非常に新鮮です。
仲間からデジタル世界ではなくポストカードが届いたりすると、それは強力なメディアとして
機能するはずです。
ハンターさんがそのことについて、上の言葉に続けこう話されています:
  みなさんのなかにも、きっと友人から届いた手書きのポストカードを、いつまでも大事に
  している人がいるかと思います。このように、人の手で思いを込めて書かれたポストカー
  ドは、SNSのツイートよりもはるかに力強いものなんです。
おっしゃる通りです。だから、ガリラボは、ポストカードには昔から着目していました。
ポストカードを大事な情報メディアと捉え、フィールドワークで活用し、さらに最近では「未来の
メディア」として白亜祭で活用しました。
その時の「ちょっと特別な人」に「ちょっとした特別を」なるアイデアと実践例は
  ガリラボに届いた未来の郵便ガリラボ通信2013/11/15
で紹介しています。ご覧ください。
次はOG(09)谷から送られてきたポストカードです。詳しくは上記ガリラボ通信をご覧ください。

 
書を持って街に出ようはガリラボ語録のひとつですが(ガリラボ通信2014/7/12の当時
M1(14)だった吉村のプレゼンを参照ください)、ハンターさんたちを見習い、書に代えて、
 ポストカードを持って街に出る
ことも面白いのかもしれません。
 
デジタルメディアに関して先端の人たちを追い越すことはガリラボでは不可能でしょう。
そんなことはとっくに諦めています。
同じ土俵では勝負をしない。
なので、ローテクを駆使して、それをデジタルと組み合わせ、現在のデジタルメディアの
レベルを越え、新しい先端を創り出していきたい。
そんな妄想はいつも持ってます。
実現するかどうかはよくわかりませんが、とりあえず、それが、現代文明と対峙する
野生の思考を持つ器用人(ブリコルール)でしょうから。
参考:ガリラボ通信2011/3/5、 2014/8/10

ローテクを活用したアイデアを膨らませて、膨らませて、極限まで膨らませて、誰も到達
できていない先端に立って、新しいメディアで、現在活動している玉名の課題を北稜高校
生等と協力してやっていけると面白いのではないかと思います。
チーム「たまガリ」「すごろく」には奇抜なアイデアを期待しています。
 

<おまけ>
ガリラボ通信のアクセス状況を見ていたら、
 10ゼミ生の卒業文集とアルバムガリラボ通信2014/3/30
を誰かが閲覧していました。
つい私もクリック。片づけをしていたら昔のアルバムが出て来て、片づけを忘れて、
アルバムに没入してしまう。よくあることです。
眺めながら、改めて、10ゼミ生と別れたのはわずか1年と少し前のことでしかないことに
気づき、驚きました。すでにかなり懐かしくなっている。
移り変わりの速さにただただ驚かされます。
  


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