M1(20)アクストから小学6年生の国語の教科書に掲載されている「君たちに伝えたいこと」という短い文章を紹介してもらいました。
著者は、有名な医師の日野原さん(故人)です。
寿命について紹介し、その寿命をどう生きるかがテーマの文章です。
私はうつわを持っていて、そこに精いっぱい生きた証を詰め込んでいくのだとおっしゃいます。
そんな見方をしたことがなかったので、新鮮でした。
今現在、私の器はどうなっているのでしょう。スカスカではなかろうと心配になります。
あるいは見た目は詰まっているけれど、詰まっているのはスポンジで、実は中身がないかもしれません。
まあそれが私の人生だったのかもしれませんが、せっかくならば、スポンジの隙間を埋めるようなことをこの先やっていかなければと思います。
その時の指針になることを後半で日野原さんは示唆されています。
それは、他者のために生きるというこだと。
そうすることが時間の質をよりよくし、器をすぐれた一瞬で満たしていくことができるようです。
私自身はこれまで自分を中心において主体的に生きてきたので、日野原さんに従えば、それを変えろということのようです。
難しそうです。
どうすればいいでしょう。
いいモデルがいるかなと思い周囲を見渡したら・・・いました。
すぐそばにいることに気づきました。
そうした視点でみることがなかったので、その価値に気づくこともありませんでした。
灯台下暗しとはこういうことを言うのでしょう。
何かを学ぶと、それまで見ていた風景が変わり、それまで見えなかったものが見えるようになります。
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