2019年4月4日木曜日

サクラサク/サクラ便り2019(15日目)

今朝のツマガリザクラ。

満開!!!


「サクラサク」という言葉にはふさわしくないほど、もう満開になってしましたが、就職活動については、これから徐々に桜が咲いていきます。
今日、ひとりのゼミ生から、「サクラサク」のメールをもらいました。
サクラサク・・・もう死語ですが、あえて使いたいと思います。
午前中、本人から内定をもらったと連絡がありました。
ガリラボの第1号ではないかと思います。
4月もまだ4日を過ぎただけですが、なんとも早いものです。
  
他の4年生のこれから続々と後に続ていくことでしょう。

今日は4年(16)小島が午後からひとり黙々とPCに向き合ってました。
就活の作業のようです。
夕方、説明会に出かけていてスーツ姿の4年(16)岡林が、こっちも黙々と作業しております。
最近だとこの2人と会う機会が多い気がします。
ただ、来週からいよいよ授業開始。賑やかになっていくでしょう。
  
------ 以下、余談

いつも通りの健軍川の桜です。

今朝はいつも曲がる道をそのまま直進。少しだけ先まで足を延ばしたところ(100mぐらいですけど)驚きました。
ちょっとした池のようになっています。そこに(写真では見えにくいでしょうが)魚がうじゃうじゃ、悠々と泳いでいるではありませんか。

しかも、かなり大きな魚が2匹はいました。見えますでしょうか。


健軍川は時期によっては水無川になるところもあるのですが、そんな危険があるなかでこれほどの魚が生息していることに驚きました。
ほんとにたくさんの魚が泳いでいて、きっとどなたか餌をあげていらっしゃるのでしょう、きっと。
以上、本日の(大きな)発見でした。


数日前に読んでいた研究のスタイルについての本の中で、「レジデント型研究」という言葉がありました。
研究というと、一般化、あるいは普遍化を目指すものですが、近年は、特に環境問題などで、その地域固有の解決に役立つようなタイプの知識を生み出す動きもあり、それをレジデント型研究と呼ぶのだそうです。
普遍さを求める通常の研究だと、研究者だけが集まって議論することになりますが、レジデント型だと地域固有の問題なので、必然的に、地域の人たちが加わってくることになります。
ここでは、従来の専門分野を超えてという「学際研究(マルチorインターディシプリナリー)」を飛び越えて、科学が社会と協働していく「トランス・ディシプリナリー研究」が進行しているようです。
健軍川のビオトープに生息している魚を発見して思ったことが、もしこの魚たちを守っていこうとプロジェクトが立ち上がったとすると、それは大学と地域とが協働するトランス・ディシプリナリー的研究になっていくのだろうと思いました。
8年ほど前、大学内の教員と職員の数名のグループで夜な夜な議論をして「学生GP」という現在の制度を構想していたとき、レジデント型研究とかトランス・ディシプリナリー研究とかそういった言葉は知りませんでしたが、あの頃、本学においてこういうものを思い描いていたように思います(夜な夜な議論していたあの頃はほんと楽しかった)。

大学を拠点に学生たちと一緒に活動していけるのは残すところ数年。
どういったスタイルで今後いくべきか、健軍川沿いを歩きながら考えることの多い今日この頃です。
 


 

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