2019年4月6日土曜日

平成が終わり、5G等が拓く新たな世界へ

最近よく聞くようになった次の世代の通信技術。5G。
高速通信で、しかも遅延がほとんどないという特徴で、遠隔での情報をほぼ同時に、リアルタイムにつなげることができるようになるみたいです。
そのために色々な応用が考えられます。
次は、総務省がつくっている5Gで可能になる社会のイメージ映像です。


次は上記イメージを実現させる技術的な解説です。
ただ、5Gの欠点は、基地局から電波の到達距離が4Gに比べてかなり短いのだとか。
2020年からサービス開始ということでしが、電波が基地局から200mぐらいしか到達できないようなので、日本全体をカバーしていくには設備投資が半端なく、多くの地域で自在に使えるようになるのは随分と先のことになりそうです。

 
これまでもICTの技術革新で世の中は激変してきました。それについて、つい先日ですが、内田樹さんが、
昔だったら図書館まで行って、本借りて、閲覧室に座って・・・という手間を要した調べものなんですけれど、いまだと「ワンクリック」で「読みたいな」と思ってから10秒後には自分の仕事机の上でもう読み始めることができる。これ、考えたらすごいことですよね。30年前の自分に教えてあげたい。

といったツイートをされていました。まったくそうで、仕事のスピードが信じられないぐらいに速くなりました。
便利になる反面、仕事という面でみると、それは急激に高度かつ高速の力が要求されるということになるでしょう。
これから仕事に入っていく人たちにとっては、実に難儀な社会が形成されていくことになります。
サービスを受ける側は極めて便利になるわけですが、それを提供する側=仕事をしている人たちは今以上に必死で勉強しないとついていけない世界が出現しそうです。
しかも、映像にあるように、言葉の壁はかなりとれるでしょうから、今のレベルが幼稚に思えるほどのグローバル時代がやってきそうです。
世界中の人たちが競争していく今以上の社会も、5Gは提供してくれることになりそうです。
個々人の小さな差をさらに拡大させていき、未来は、のんびりと過ごした人にとっては、なかなかしんどい社会になるのかもしれません。

30年前は(熊本女子大学が共学になり、現在の校名「熊本県立大学」に変更された頃の時代)、連絡は(いつみてくれるかわからない)掲示板であったり、遠隔地には手紙での連絡が当然でした。
30年前、平成の初めはまだ昭和の臭いがプンプンしていて、情報のやり取りがゆっくりで、それでほんとにのんびりした時代でした。
新入社員も社内でのんびり教育していけばよいわけで、その頃は、企業も大学での教育に興味もなかったはずです。
平成の30年間とは、世の中が急速に慌ただしくなっていた時代ではなかったかと思います。
5Gが始まる令和の時代に入ると、5GにAIにといったイノベーションによって社会の変化直線の角度は平成以上に変わるのに違いありません。
情報社会がさらに進行するSociety5.0に向かう中で仕事は高度になり、そしてまた慌ただしくなっていくのだと思います。
不安になりますが、変わっていくことを恐れていても仕方ありません。
腹を据えて立ち向かっていくしかありません。


 
新たな世界が広がる社会へと、この春に飛び込んだのが15ゼミ生です。
そしてこれから飛び込もうと就活で慌ただしくしているのが16ゼミ生。
今日は4年(16)川上、小島がES(エントリーシート)作成をしていたようで、
4年(16)岡林は会社説明だということでした。
しばらくこの慌ただしさは続きそうです。
   


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