2020年8月10日月曜日

#大学生の日常も大事だ

大学は8月12日から夏休みに入ります。
週刊ダイヤモンドにコロナ禍の大学が特集されていました。


理系学部の人気が上がるだろうとのこと。不況時にはだいたいそうなります。
特に今はデータサイエンス系に人気が集まりそうです。
旬ですから。
ただ、人気先行の気がしないでもありません。
データサイエンス系で分析方法を学ぶ人は、多くがコミュニケーションには無頓着になりそうです。
対人関係の面が弱いでしょうから、そうなると、人からデータが集めることを苦手にしそううです。
分析だが好きというのは、M1(20)アクストのように、バリバリと取材して大量の取材データを集めくるという部分に弱みを持つ人が多くいそうです(イメージですけど)。
そうなるとどうなるか。
自分が苦労しなくても自動的に集まってくるデータだけをせっせと分析することになりかねません。
分析はできるけれど、何も分析すれば社会的に意味があるのか、そのあたりのことがよくわかない人も多く出てくるのかもしれません。
数年後、データサイエンス系学部ではそうした問題が表面化しそうに思います。
なんだかなーという感じです。


週刊ダイヤモンドでは、コロナ禍の中での大学生の叫びも特集されていました。
次はそれらの内容を集約したものです。
理解できる内容ばかりです。大学生の大変さがうかがえます。


今、「#大学生の日常も大事だ」というハッシュタグでのツイートが多くあり、共感されるものがたくさんあるようです。
検索して最初の方にあったものを眺めながら、同乗したが次の(同じ方の)ツイートです。



オンラインでの授業が終わり、PC地獄からは解放されますが、居場所は変わらず自宅ですから、「試験終わった、夏休みだ!!!」という感じにはならないでしょうね、おそらく。
先日、定期試験で対面のものがあり、その試験監督をしました。
学生たちはソーシャルディスタンスを保ち、全員がマスク着用、そして試験監督の私は問題と答案を配布するときビニール手袋をすることが義務付けられました。
物々しい雰囲気でしたが、学生たちはどことなく楽しそうでした。
特に試験が終わり、教室を出て行く廊下での様子が楽しそうでした。
2年生たちです。
一瞬でしたが、久しぶりの「大学生の感覚」を楽しんでいるかのようでした。

1年生だと、互いに知らないので、仮に対面の試験に出てきていても、終わったら無言での帰宅となるのに違いありません。
大学生としての日常はほんと大事だと思います。
その日常が高校生を大学生に成長させていくわけですから。
何か組織的な支援が必要になっているのだと思います。
これは、もうコロナ禍という自然災害による(可視化されにくいですが)甚大な被災であろうと思いますので。
 


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