2018年10月17日水曜日

イルカウォッチングと観光商品の視察

芦北町のうたせ船検討会議のメンバーで、県内の成功事例としての
イルカウォッチングの現場の視察に出かけてきました。
天草市五和町漁港です。


漁船に乗り込みイルカのいる海域へ。


すぐ近くかと思っていたら高速スピードで飛ばして30分以上かけて現場海域へ。
到着したところは、五和町とはほとんど関係ないほど遠い、雲仙のすぐそばまで
やってきました。
(船の速度が半端なかった。後で同行した芦北町の漁師さんに聞いたところ20
ノットは出てたんじゃないかと。20x1.6=時速32kmぐらいですね。
波があるところで32kmの速度はモトクロスマシンでオフロードを走るような
もので、スリル満点でした(往復のそのスリルだけで大変疲れました)。


遭遇率90%以上と書かれているだけのことはあります。島原近くで遭遇しました。



たまに浮上するところを必死で撮影したのが上記3枚。船の近くにはなかなか
現れないし、また現れてもすぐに潜ってしまってどこにいるかわからない、
さらには船がすごく揺れるので撮影はかなり難しいものでした。

必死で撮影した映像です。


ウォッチング海域には複数の船が出ていて、それぞれ違う業者さんが雇っている
漁師さんたちということでした。五和町だけで全部で8業者あるとか。


平日にも関わらずたくさんのお客さんに驚きました。年間で8万人が来られる
そうです。1~2時間ほどのクルーズです。観光バスでやってこれた方々が、
乗船し、ここで1~2時間程度時間を使った後、次の観光地に移動されている
ようです。


イルカだけを目当てに来ている人たちというわけではなく、観光全体の中でのひとつ
としてイルカウォッチングが組み込まれているようです。
観光地は、観光コースに組み込みやすい観光商品を作り上げないといけないわけです。
そのことは聞いていたので頭ではわかっていましたが、今日実際の観光客のみなさんの
姿を実際に拝見して、そのことを強く(体で)実感しました。
今手掛けているシトラス観光圏の事業についてもかなり参考になりました。

 
芦北町のみなさんはうたせ船の存続の問題があるので、必死で質問をされていました。
一方で、私はというと・・・・
初めてのイルカウォッチングでした。
写真を見る限り、遊んできたように見えるかと思います。
正直に言うと、そうだったかもしれません。^^;

 

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