2018年10月3日水曜日

チームCitrusの氷川町調査に同行

今日はチームCitrusの氷川町調査。4年(13)田島と(15)藤川が参加し、
それに同行してきました。

大学を7:30に出発。氷川町役場の野村さんと9時に道の駅竜北で
合流しました。
最初に訪問したがその道の駅竜北。非常に成功した道の駅として著名です。
取材させていただきながら気になったのが4つの垂れ幕。
イ草、梨はわかりますが、残り2つを見て、それでもイチゴはなんとなく
想像できますが、「もち米」を見て頭の中は「???」でした。
お話を聞いたら、氷川町で作るお米はほぼ全て「もち米」なのだということ。
周囲は見渡す限りの田んぼが広がっていましたが、それが全てもち米とは。。。
驚きました。

時間がなかったので30分ほどでしたが、支配人の渡辺さんにお話を聞き、
記念撮影をして次に移動しました。


次は、道の駅から道路をはさんで反対側にある「竜北公園」です。歩道橋を渡れば
すぐなのですが、何度もここを通過しましたが、道の駅の反対側が公園になってい
ることはまったく気づきませんでした。

ここでは、この公園を管理されて様々なツーリズム(ひかわツーリズム)を
仕掛けられている陣野さんにお話をお聞きしました。

非常にきれいな公園でした。廃校となった小学校の跡地に作られた公園だそうです。

頂上まで登ると氷川の田園風景がきれいに見渡せます。
特に秋空の下に広がるもち米の田んぼの風景はかなりきれいでした。しばし
足を止めて秋の風景を堪能させてもらいました。

公園の頂上には、レッドドラゴンなる延長126mほどのローラー滑り台が
設置されておりました。

こんな感じです。

私も滑ってみました。感想は・・・・省略します。^^;


次の訪問したのが堀内製油さん。国産にこだわって菜種油やごま油を製造されて
いる会社です。

営業部長の堀内さんに色々とお話を聞きました。やっぱり、その現場で仕事を
されている人の話は面白いものです。
実は今日の氷川町の中で一番私が面白かったのがこの堀内さんのところでした。
創業したおじいちゃんが、戦前の中島飛行機でコックピットの設計をされていて
戦後、その設計技術を生かしてこの工場の立ち上がられたそうです。
戦前の航空機技術がその後、新幹線を誕生させることになったのは有名な話ですが、
それ以外にも国内のあちこちで特徴的な形で技術が伝承されていったのですね。

ちょうどゴマから油を搾っている工程を見学させてもらいましたが、工場内は
非常に香ばしい臭いが漂い、さらに堀内さんの説明も面白いので、つい長居を
しました。


工場内の様子です。



堀内さんのところの製品群です。販路拡大はあまりされていないようですが、
お客さんの方から打診があるそうです。

日本テレビの「青空レストラン」にも登場されたようです。

楽しい「観光」の時間を堪能させていただき、最後に全員で記念撮影。


お昼。氷川町といえば「みやべ食堂」と言われるほど有名な「みやべ食堂」の
ちゃんぽんを食べに行きました。
予想通り、行列に並んで。
かなりのお客さんでした。玉名だとラーメンですが、氷川町はちゃんぽんなんですね。


腹ごしらえを済ませ、昼休憩をした後、全員でキャンプ場で有名な立神峡へ。


つり橋は苦手なので、ひたすら前だけを見て歩きました。^^;

立神峡里地公園を管理されている髙山さんに公園全体の話を聞いた後、
火打ち石を見せてもらいました。この公園では火打ち石がたくさんあるようです。


火打ち石で実際に火がつくのかどうか。実際に見せてもらいました。
簡単に火がつくものですねぇ。驚きました。

管理棟の外には栗が落ちてました。

2人とも最後の栗拾いをさせてもらいました。


この後、田島と藤川の2人は「忍者体験」に行きましたが、私はそれには
同行しなかったため残念ですが2人の勇姿を撮った写真はありません。


氷川町の6か所を訪問し、今日も濃い1日でした。
熊本県内にもほんと色々なところがあるものだと、あちこちを歩き回るたびに
そう感じます。
当たり前ですが、色々な人がおられますし。
しかし、歩き回らないとそのことに気づきにくい。
歩き回ると、頭の中だけで考えている熊本県よりかは、はるかに広い熊本県が
あることに気づかされます。
知らないことが多すぎて、毎回驚きの連続です。
なお、そのためには歩き回るのに加えて、その地域の人に話を聞くということ。
それがあって初めて「驚き」に出会う可能性が増すように思います。
フィールドに出ることはほんとに大事なことだと思います。
 

玉名市では本学の「もやいすと」を模倣した職員研修をしたいということでしたが、
それはやはりやるべきだろうと思います。
自分たちの立ち位置である地域についての深い理解が仕事の土台になっていくのだと
思いますので。
ガリラボも当然ながらそのことを重視しています。
なので、ガリラボでは、その点についての特別講演を行ってもらうことになりました。
詳細は明日発表します。 
 



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