2019年7月6日土曜日

上級生のキャリア形成体験談

昨日、キャリア形成論にて1年生(300名)向けに上級生から話をしてもらいました。
多様な体験をしてきた先輩たちをモデルとして提示して、参考にしてもらうことを目的にした授業です。


トップバッターは2年(18)伊東。
これまでなかった水泳部を大学に立ち上げた学生です。プールの片づけから初めて、色々と広報をやって部員を集め立ち上げたようです。
何かを新しく始めるって、見かけ以上に実際にやるのは大変です。それをやり遂げたきたというのは貴重な人材です。


2番目は昨年も登場してもらった3年(17)岩奥。
岩奥は、ボランティア関係で外部の人たち、特に他大学の学生たちと行動することが多く、それで視野が広がったと言います。
視野を広げて、それを足元の発展に応用していくと良さそうです。
一度外に出て、それで広い視野を獲得し、その視野を踏まえて地域で活躍してほしいとよく言われます。
それを実践しているのが岩奥なのかもしれません。


3番目は4年(16)岡林。
4年生になると卒業生研究をやる必要があるわけですが、卒業研究について意外に知られていません。岡林たちは、学生GP制度のもとで卒業研究に取り組んでいて、大学内の特別な立場で活動しているチームです。
卒業研究について他の研究室の様子なども話してくれ、多少なりとも1年生は理解してくれたはずです。岡林の話で、県立美術館についてのファンも増えたようです。


4番手は4年(16)大塚。
就職活動について話してくれました。話としては大塚の話が一番面白かったように思います。エントリーシートは人に読んでもらうものなわけですが、そのためにどういった構造が適切であるかということを、自分がやった具体的な方法を使って説明してくれました。わかりやすかった。
一番面白かったのはSPIで出てくる問題を実際に1年生に解いてもらったときです。必死で解こうとする1年生、困惑した表情を見せる1年生、まるで興味を示さない1年生、いろいろでした。私も挑戦しましたが「45秒」という制限時間に焦り、焦るだけで45秒が終わりました。orz


最後はM1(19)塘添。
留学経験を話してくれました。1年生に留学希望者が聞いてくれていましたが、それなりにいるようでした。一定にニーズはあるわけで、塘添の話はそうした人たちには直接役立ったのでしょう。それ以外の人たちにも、塘添自身の経験から思った留学のメリットとデメリットの話は、まだ視野の広くない1年生にとっては興味深い話ではなかったかと思います。


5人で80分ほどの講演となりました。
たった5つのモデルでしかありませんが、しっかりと準備してくれた5つの物語は、我々教員の話よりも、リアリティを感じる物語であり、多くの1年生の心には強く共鳴したのではないかと思います。
5人ともほんといい話でした。
 

<おまけ>
授業を終えてガリラボの戻るメンバー。
左側に・・・・ひとり??? 卒業生???? 


左端はOB(13)出口です。用事があって熊本に出てきて、差し入れをガリラボに持ってきてくれました。
キャリア形成論が始まるので、「一緒にいくぞ」と連れていったのです。
出口は、5人の後輩の話を最初から最後まで聞くことになりました。
ご苦労様でした。笑
  


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