2019年7月29日月曜日

OB(09)志柿の来室/前期最後の授業

今日の最後の授業が終わった頃、アポを取っていたOB(09)志柿がやってきました。
差入れと招待状を持参して。
コーラは私への差入れです(この頃のゼミ生は私の好きなものをよく知ってます笑)。
9月14日の披露宴の招待状をもらいました。
09ゼミ生が結構集合するようです。^^


今日は前期の最後の授業日(明日から定期試験)でした。
月曜日はいつも多忙なわけですが、その慌ただしさともしばしのお別れかと思うと、感無量でした。
特に、急に担当することが決まり、突貫工事を連続だった「地域と情報」がその前期最後の授業日のトリ=6限目だったので、講義を終えて、全てが終わった時には感無量でした。授業の中核を設計してくれたIR室のOB(M08)佐藤もきっとそうだったろうと思います。


紆余曲折しながらの半期の授業を、私なりに振り返り、これで伝えたかったことを私なりに考え、ひとつのストーリーをこしらえ、その結論として次のようにまとめてみました。


そして、もうひとつ。


佐藤もこうしたことを考えていたはずだと思いつつ、まとめたものです。
なお、このまとめを考えながら、今回の地域と情報は新しい時代のリテラシー教育のひとつであったと確信をしました。
25年前(1994年)、県立大学が出来たころ、新しい時代の情報教育とはどうあるべきかを当時の教員たちで一緒に日々議論していました。
情報教育=プログラミング教育であった従来のパラダイムを壊すに至る議論をしていたことを思いだました。
そうした議論の末に、現在の情報教育につながる原型となるスタイルを作り上げたのですが、今回の授業を経験して、これまで流れの中にある情報教育のそれはそれとして、それ以上に新しい時代の情報リテラシー教育が必要になっていることを実感した次第です。
新たな時代には、新たな教育が必要だよな、と。

ついでながら、そう確信したのは、今年の7月にあった鹿児島豪雨でした。
この時の私的体験が上のことを確信させたように思います。

この時のことをガリラボ通信に綴っています(ガリラボ通信2019/7/4)。
ただ、こうした私的体験も学生たちの多くにはなかなか通じていないのではないかと感じました。
OB(M08)佐藤の話とか面白いのですが、あれから25年、私の方はこんなにも長く教員生活を続けているのに関わらずなかなか人を引き付ける話を会得できず、困ったものです。
ただまあ後少しなので、我慢してもらいたいと思っています。^^;
 



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