2019年7月8日月曜日

クオリティを上げることにこだわろう

月曜日はいつも多忙です。
何があったかあまり記憶にないぐらいですが、午後のArtractの会議について記憶があるので、これについて紹介しておくと・・・
かなり前に、ゼミ生に、「だから学生は嫌われる!20の理由」というのを紹介したことがあります(参考:http://kanetaka.hatenablog.com/entry/20110118/1295467846
Artractに限りませんが、上記20のうちいくつかの理由が該当しているからか、全体としてのスピード感が不足しており気になっています。
また、共有フォルダにせっかくアーカイブとして残してあるのに関わらず、過去の先輩たちの活動もほとんど研究してないしで、打合せが終わった後、リーダーの4年(16)岡林を少し叱っておきました。
「怒る」ではなく「叱る」です。ハラスメントではありませんので、念のために。^^;

叱るのは久方ぶりのような・・・?
 
先週金曜に13ゼミ生のコンパに参加したとき、ガリラボ通信で「先生のぼやき」が最近多いと指摘されました。
昔は、ぼやきではなく、悪いところを叱って(指摘して)いたのですが、13ゼミ生など特にそうでよく公開で叱っていました。
最近は、「叱る」のではなく、13ゼミ生からみると「ぼやき」になっているようです。
年老いてきたからでしょう。笑
 
ぼやきの件はさておき、成果について、クオリティを上げるという共通目標をゼミ生と共有しているときが一番楽しいものです。
私の方も本気になるし、だからかなり叱ることも多くなる傾向にあります。
興味のないときに叱ることはありません。
なお、すごく優秀な人も叱ることはありません。そうした人は助言と物的支援のみです。

歴代で、ゼミ全体としてよく叱った(=指摘した)のは、「旅芸人一座」13ゼミだったかと思います。非常に活動的でみんなで切磋琢磨して成長しようとしていたからでした。
一方、個人では、歴代で一番に叱ったのはOG(10)吉村であったろうと思います。
何度も強く叱った記憶があります。
男子学生では、もちろんOB(10)保坂です。史上最大の迷惑男でしたから。笑
(多様なアイデアを持ち込んではそれを実現すべく懸命に動くので、私がそれに引っ張られてしまって忙しくなるという意味での嬉しい迷惑でした)
振り返ると、高いレベルを目指そうとその意欲が伝わってくる「尖った人たち」をよく叱ってきたと思います。
期待値を超えてきた人たちです。

もっとも本人たちは大変です。クオリティを上げていくのは非常に大変です。
膨大な時間を捧げないとクオリティは上がりません。
だから、しんどい。
だけど、その見返りとして、高いクオリティのものだけが、それを見た人たちに感動を提供できます。
(仕事であれば、そうした感動の程度に応じ報酬として返ってくるはずです。)
  
登美丘高校という高校をご存知でしょうか。
ダンス部の半端ないクオリティでその知名度が急上昇した高校です。
次の映像は、再生回数がなんと8,000万回にもなっています。
あとちょっと1億回になるわけで、1億回も再生されるミュージックビデオはそうそうないわけで、高校生のパフォーマンスとしては驚異的だと思います。

https://youtu.be/Lxr9tvYUHcg

その驚異的なダンス部と京都明徳高校のマーチングバンド部(こちらもかなりの実力部活のようです)がアラジンの曲に合わせ共演した映像が、最近アップされていました(Facebookで知りました)。
公開から2週間と少しで、もう140万回も再生されています。驚異的!
 

登場している高校生も凄すぎですが、それを表現しているカメラワークがすごいですね。
プロの撮影陣によるもので(映像の最後にカメラを載せたクレーンが映ってます。映ってしまっている?)、クレーンや(恐らく)ドローンなどを駆使して、多様なアングル、動きで高校生のすごさをうまく引き出す映像になっていて、素晴らしい限りです。

ゼミ生も少しでもこうしたレベルに近づくように工夫をしていってほしい。
そのためには、こうした映像をじっくりと何度も眺め、どうして今この瞬間にこのアングルにしているのかなど研究していくと良いはずです。
そうした姿勢は、アルバイトではあまり要求されないでしょうが、仕事をするとき、特に将来優秀になっていく社会人が基本的に身につけているスタイルです。

なんとなく進むのではなく、そして自分たちだけで価値判断をして満足してしまうものでもなく、意欲的に動いて、私が見たくなるもの、そして叱りたくなるようなレベルのものを考え、あるいは作りだしていってほしい。
期待値を超えていってほしい。
  
  

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