2020年11月28日(土)19時からZOOMにてオンライン興津会を開催しました。
2/24時間テレビ~津曲先生は地球を救う~
15時に全員集合した企画・運営スタッフの18ゼミ生。この日はかなり一致団結していました。
終わってからイベントの過程を振り返ってみると、全員が一致団結しないと、オンラインで2時間もの長い時間にわたって参加者をひきつけることはとても無理なものでした。
そのことを察してか、実行委員長を務めた3年(18)中山が、13ゼミ生以来となる「円陣」を組んで興津会に臨んだのです。
私も一緒にと、中山から誘われましたが、もちろん私はゼミ生の記録係ですので第3者としてシャッターを切る役を担当しました。
19時の開始前、配信に向けてのコンテンツの準備やチェックもですが、支援のためにスタッフは大忙しでした。
3年(18)高田と小林が廊下で何をやっているのかというと、ZOOMにうまく接続できない卒業生への相談窓口をやっているのです。
13時から窓口を設け、随時相談を受け付けて、対応していました。
LINEメッセージだけのやりとりだったはずなので、かなり大変だったことでしょう。
ただ、うした配慮を18ゼミ生がやっていたので、参加したい人が参加できる環境ができていたと思います(環境の設計は、社会人になってからその重要性に気づくはずです。優秀な人は)。
次は昨日の写真ですが、本番当日もこの配置でした。違うのは全員がゼミTに身に包んでいたこと。ゼミTで全員が同じスタッフとの意識が生まれていたのでしゃないでしょうか。
ユニフォームとは色々な面で重要なツールです。
「総合司会」は背景にブルーシートを使って撮影を行いました。「スタジオ」は番組やCMなどを配信するPC担当、中継車は津曲のランニング中継の配信担当、「ディレクター」は参加者に注目してほしいZOOM画面にスポットライトを浴びせる、いわばカメラ切り替え担当し、参加者がみているZOOM画面のコントロールを担いました。「AD」は何人もいて、カンペを作ったり、集計作業を担当したり、参加者のダブルチェックをしたりと雑用をこなしていました。「モニター」は参加者の立場でみていて音声レベルや切り替えに問題がないかチェックしています。
そして、3年(18)中山が総合司会に指示を出しつつ、全スタッフに向けて全体がひとつの番組となっていくよう「統括」しました。
道場全体が、全国に散らばる卒業生に向けてZOOMで番組を配信するスタジオとなりました。次は、そこから配信された番組(興津会2020)の様子の一部です。
そしてこの日の参加者(在学生+卒業生)のギャラリービュー(少しダブって表示されているようですorz)
2時間のオンライン配信中、18ゼミ生全員はフル稼働だったようです。
断定できないのは、私は研究室からひとりで参加していたからです。
私も役割がありました。「ランナー」を担当しました。
時間ができた視聴者参加型ゲームの結果集計の際、道場を覗いてみました。
必死で集計しており、声をかけるのはとても無理な雰囲気でした。
2時間の興津会の様子は全て録画しており、それを24分程度にまとめた動画が次です。
参加できかなった卒業生にも少しでも当日の雰囲気が伝わればと思います。
最後の方で、「サライ」の合唱が聞こえてきますが、あれは18ゼミ生が全員でグローカルセンターの録音スタジオを借りて録音したものです。
コロナの影響で全員は入室できなかったようで、何人かに分けて歌い、それを編集ソフトで合成して作ったようです。
ダイジェスト映像をみて、いろいろと工夫がなされいてることがわかるかと思います。
終了後、参加者からもらったアンケートを今日見せてもらいましたが、ほぼ全員が内容に満足してくれていて、今回の新しい様式であった興津会を評価してくれていました。
家族(子ども)がいて参加できなかったけれど、オンラインだったので参加して楽しめたという意見もありました。
新しい様式は、それまでとは異なる人たちにとって魅力になるのだということを感じました
さて、何かを表現し、それを他者に伝えることの難しさ、そうしたことをやっているのがテレビ番組ですが、普段何気なく見ているテレビ番組を作るというのは大変です。
2時間ものテレビ番組に挑戦した18ゼミ生はそのことを十分に実感したはずで、有益な経験になっただろうだろうと思います(ちなみに、こうした取り組みを学習論の言葉では
「真正性」と呼び、人をぐーっと成長させることにつながります)。
ひとつのイベントにすぎませんが、18ゼミ生はこの機会にぐーんと成長したはずです。
そして、これも久々になりますが、最後に、体育委員長3年(18)小林の音頭で「1本締め」で解散しました。
全てを出し切り、やり切った18ゼミ生たちです。
来年は対面で実施できるといいですね
ただし、このコロナ禍を乗り越えたあとのことですから、単純な対面というのはありえないだろうとも思っています。
対面の良さとオンラインの良さとをハイブリッドさせたものが当然望ましい。
18ゼミ生にはしっかりと振り返りを行ってもらい、今年のオンラインの長所・欠点を洗い出しておいてほしいと思います。
そしてそれを次へと引き継いでほしい。
それが次なるハイブリッド型興津会につながっていくでしょうから。
最後に、実行委員長3年(18)中山が、終了後、興津会2020LINEグループに投稿していたメッセージを引用しておきます。
皆様、本日は興津会2020に参加してくださり、誠にありがとうございました。年に一度のビッグイベントをまさかこの様な形で行うことになるとは思ってもいませんでした。オンライン開催ということで、起こりうる事態を出来る限り予想し、対応できる様にしておりましたが、ギリギリの連絡になってしまったり、グループセッション等でのトラブルにうまく対応できなかったりして皆様に迷惑をかけたかと思います。開催者と参加者で作り上げる、絶対に楽しめる会に出来たと18ゼミ生は感じております。皆様も同じような気持ちでいてくださればとても幸いです。来年は先輩方や後輩と直接お会いできることを祈っております。本日は本当にありがとうございました。
来年は、ごく普通に、対面で会えることを楽しみしています。