2015年12月17日木曜日

「夢」を持つこと、そして共有すること

院ゼミで使っているテキストは人材育成をテーマにしたものですが、本日は
3章の動機づけの理論のところを読みました。
その章の最後のページに、人は、辛く困難な状況であっても頑張れる場合が
あるけれども、それはどういったときだろうかとの問いがあります。
2つの答えが用意されていました。
その一つが「夢」ということでした。


「夢」は「しょせきかプロジェクト」で3年生が追っているテーマですが、チームで
ひとつの夢を共有すると、辛く困難な状況を乗り越えて目標を達成していける。
動機づけの理論はそう主張しています。
確かにそうでした。
ProjectXがそうでしたし、今、大人気の下町ロケットの町工場のエンジニアも
まさにそうで、メンバーが同じ夢を共有し難しい問題に挑んでいます。

院ゼミが終わった19:30、明日の学生GP公開審査会で発表するチームたまガリと
すごろくの発表をみました。
 たまガリ:4年(12)丸野、嶋中、山田
 すごろく:4年(12)尾堂、梅田、小田、村上
2チームともにチェックしてほしいとお願いに来たからです。
昨日、2チームともに強くダメ出しをしていましたので、2チームともに強烈に
頑張ったはずです。
なので、必ずや期待値を超えてくるだろうと思いつつ道場に向かいました。
期待を込めて、2つのチームと一緒に「評価=実績/期待値」も撮影しておきました。^^
たまがり
すごろく

2つのチームともにメンバー間できっと何らかの夢を共有してきたものと
思います。
だって、5月以降、何度も玉名に足を運び(その距離は熊本から東京までの
距離に匹敵していることを先日の玉名市WEEK(ガリラボ通信2015/12/16)で
すごろくが発表してました)、さらに内容については私から何度もダメ出しを
されてきたのに、ここまでメンバー協力して頑張ってきたのですから。
色々な葛藤があったのではないかと思います。
しかしそれを乗り越えてきたのは、やはり何らかの夢を共有していたのでは
ないでしょうか。

2チームの発表練習を聞いた後、今日もダメ出しをしておきました。
昨日よりは遥かに優れた内容になっていましたが、せっかくここまでやってきた
わけなので、さらに優れたものにするのが彼らのためだと思いましたので。
明日が発表で、しかも午前中の発表ですが・・・
2チームとも、ダメ出しをしたところを修正し、明日の発表に向かうでしょう。
持っている力をすべて出し切ってほしい。
きっと、良いものになるはずですから。



もうひとり。辛く苦しい状況に耐えているゼミ生がいます。
たったひとり、孤独に修論に挑んでいるM2(14)吉村です。
この辛さに耐えるためにきっと何らの夢を持っているのに違いありません。
どういった夢を持っているのでしょうか。
昼食後、ふと横を見ると、その夢をみているようでした。www

 
 

 

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