YOSAKOIソーラン祭りが2011/6/12にあり、その大賞(二連覇)を受賞した団体の演舞です。
見事としかいいようがありません。
この団体のホームページを拝見すると、北海道の枝幸町(えさしちょう)を元気にしたいとの
思いを持つ若者集団によって編成されたチームのようです。
夢・想い・今、動き出そう!!!
を基本コンセプトに活動する、とあります。
さて、このチームにヒントを与えたクリエイティブ・ディレクターによれば、
・ポイントをひとつに絞る(イイタイコトをひとつに絞る)
・他のチームと同じことをしない
・熱気・共感を大切にする
・緩急をつけ、印象的な山場を作る
といったことを伝えたとのこと。
あまりに簡単すぎて誰でも理解できますが、しかしこれを実践するのは難しいことは
容易に想像できます。
まず、言いたいことが何か自体がわからず、それを言語化してもさらにまた
それを一つに絞るという難題があります。
最初の関門だけでもかなり難しい。
それを突破した後もさらなる関門が待ち構えている。
アイデアを具体化していくことをどうやっていくかということです。
これは、みんなの合議制ではうまくいかないのです。
内部に立ち入らず、完璧に観客の立場で良いか/悪いかを判断する人の
存在が重要なのだそうです。
そういった人物がいて、紹介した演舞は出来上がったとのことでした。
さて、どうしてこんなことを書いたかと言いますと、3年生はいよいよ
NHK映像コンテストに向けての準備に入ります。
その活動に向けて、ここでの話を理解するのは重要ではないと思うのです。
心配していましたが、幸いなことに参加希望者は7名以上となりました。
そうなるとたぶん、ここで述べたスタイルをとらないと良いものは生まれない
でしょう、きっと。
これからの活動の際に、頭の片隅にこのことを置いておいてもらいたい。
良いものを生み出すヒントとして、あともうひとつ述べておきたいのですが、
長くなったので、これについては別の機会に書きたいと思います。
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