2010年4月2日金曜日

賞味期限

本日は早朝9:00より新4年の小田原、上村、盛下が卒論の相談にやってきました。
地域の中で消え去ろうとしているコトバを残していくことを目標にしてきましたが、どうしても具体的な目標が定まらないとのこと。
オーラルヒストリー、クロスメディア、メディアとのコンタクトポイントなど基本となる考え方を解説し、残していくコトバの表現方法であるとか、そしてその評価の方法といった視点を持てば、卒論にするテーマはいくらでもあることを話しました。
1時間ほど相談した後、ようやく目標が見えてきたということでした。
4月9日の第1回ゼミでは面白いテーマにしてくれているはずです。
私個人としては大変興味深いテーマなので、大変に期待しているところです。
3人でしっかりと考え抜いてほしいと思います。

10:00からはMOREのメンバー8人ほどが会議を始めました。
新入生オリエンテーションについての打ち合わせのようです。
おおよそお昼ぐらには解散しましたが、3人ほどは夕方まで色々な作業をしておりました。

午後になって新4年の森と植田がやってきました。
森はWebの駅のサイトのリニューアル作業をやっています。
なかなか良いものに仕上がっています。
植田も同じ作業をやっていますが、作業前に研究室においてあるお茶や珈琲を入れている棚の整理(掃除)をしてくれました。
そうしたらまあ、化石のようなものがたくさん発掘(発見)されました。

最初は封の開いたインスタントコーヒーの瓶。
下の方に少しだけ珈琲が残ってますが、瓶を逆さにしてもびくともしないほどガチガチに固まっていました。
この珈琲の賞味期限は「2010.4.8」とありまだ6日ほど残ってますが、まず飲むのは無理かと思います。
 

 
次に発見したのは、麦茶のパック。これも封が開いてます。
賞味期限は「2008.9.14」と書いてあります。
お茶パックなので飲めるのかもしれませんが、居合わせた誰も挑戦したいとは言いませんでした。
 

 
さらにまだ出てきます。今度は珈琲のドリップパックです。
封は開けてません。
窒素充てんと書いてあります。
賞味期限は「2006.12.11」でした。
4年も前ですので、酸化防止のせっかくの窒素もきっと抜けているでしょう。
トライは無理だろうと思います。
このパックは何個か棚の中に散乱しており、中には封が切ってあるのもあり、片付けていた植田は呆れているようにも見えました。
 

 
最後に発見した極めつけのものが砂糖でした。
砂糖に賞味期限があるというのも新鮮な発見でしたが、その期限はなんと「1998.1.25」なのです。
いや、びっくりでした。
日付を見て、居合わせた学生たちから驚きなのか何かわからない、ため息が聞こえたような気がしました。


 
1998年の期限ですが、スティックの中の砂糖はさらさらにしているようでした。
ただし使ってみようかとは、少しも思いません。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿