2010年6月22日火曜日

次のバス停まで歩く

今朝の熊日朝刊にゼミ生の投稿記事が掲載されていました(その一部だけアップします)。
ガリボイス2010の6月投稿のものです。
 


記事は、バス停に行ったら、時間が少しある。さて、その偶然に生まれた自分だけの時間を
どう使うかというのがテーマです。
 
大塚の解は、次のバス停まで歩くとのこと。
一種のまち歩きをするわけです。実は、これはガリラボがこれまでやってきたことでした。
 
私が好きな芭蕉の句
  よく見れば薺(なずな)花咲く垣根かな
というのがあります。
薺とは普段は見向きもされないペンペン草のことです。
しかし、人は改めてよく見れば、そういったペンペン草を再発見し、大きな感動を覚えることができるのです。
何もないと思っていたところでも、よくよく見てみると、そこに思いもかけない素晴らしさ(価値)が
発見できる場合があるということを芭蕉は教えてくれています。
 
そういった意味を込めて、一昨年のProduce Xでは「薺(なずな)花咲くプロジェクト」と命名し、
地域に眠る価値(地域遺伝子)の発見に向けて、ゼミ生によるまち歩きを敢行したのでした。

ガリラボがある意味総力を挙げて実施したプロジェクトでしたが、なんと大塚はそれと全く同じことを
普段にやっているようです。

いや、恐れ入りました。

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