2019年11月2日土曜日

私、こーゆー者です(18ゼミ生バージョン)

昨日、2年(18)ゼミの様子です。
情報コース合同ゼミが終了し、昨日からは個別ゼミ活動に入りました。

その最初のゼミは、10日ほど前に課題として提示していた「私、こーゆー者です」の発表会。
名刺という古いメディアを新しい視点で捉えなそうというガリラボ恒例の課題で、ガリラボのゼミ生は全員がこの課題に挑んできました。
全員なので、これまで何百通り、ひとつも同じものは個性的な名刺が発表されたのでした。
すべてを集めることができれば、壮大なコレクションが出来上がるはずですが(かつては、等身大の名刺、箱型名刺とか、奇抜なアイデアが数々登場したことがありました)、残念ながらすべては揃っていません。
今年、18ゼミ生は5か月後の自分をそう想像し、それをどういった創造力によって可視化してくれたでしょうか。
上級生も興味津々。多くの16,17ゼミ生が集まっていました。

18ゼミの進行は3年(17)副ゼミ長の橘が担当してくれました。
発表順は素直に学籍番号です。


発表は、パワポを使用するもの、口頭のみと様々でした。
入念に準備してきたもの、そして発表ギリギリまでハサミで切り取り、なんとか間に合わせるという大物なのかそうでないのかよくわかりませんが、名刺のレベルもまた様々でした。
11名の発表を聞きながら、個性があるものだと思いました。


①伊東
クリエイティブな人間になることを目指し、作成した名刺は、紙媒体の名刺からQRコードによってARによって表現された動く名刺でした。
完成度の高さに周囲を驚かせていました。

②岡本
名前が書かれていない名刺でした。渡した相手に書き込んでほしいという意味なのかと思ったら、岡本の想像力はその上でした。
ノーベル平和賞を取った自分と同じ世代の少女を事例に取り出し、名前を書く必要もない人間に成長していきたいということでした。
なるほどです。天皇陛下とかはおそらく名刺など持たれていいないでしょう。
岡本の想像力に脱帽でした。私個人としては、この日一番印象に残った名刺でした。

③河合
映画のフィルム構成の名刺で、ガリラボでは映像の編集スキルを向上させたいという意気込みが表現された名刺でした。
映像ははまり込むほどに難しくなりますが、高いクオリティのものが出来上がるよう、映画を見るとき、単に感動するのではなく、感動させるときの映像とはどういうものか分析しながら見ていくことです。

④中山
小さい時に末吉町(誰もわからないでしょうが)に住んでいたということで、驚きました。私が長年住んでいたところの隣町でう。それはさておき、中山はデザイン力を向上させたいということでカラフルな名刺を作ってました。たくさんデザインすることですね。そして素晴らしいデザインをみてはそれを必死で忠実に真似ること。そのトレーニングを繰り返すことです。

⑤小林
サークルに7つも所属し、人と仲良くなるのは達人レベルだと公言してました。ただ、計画性のないところが欠点なので名刺はカレンダー形式にして、欠点解消に向けた戒めとしているようでした。

⑥高田
自分のことをあまり理解していないこともあって、自己アピールができない。そのため今後は自己アピールができるようになりたいとのことでした。名刺はぱっと見たときの印象が「おっ」というものでした。非常にきれいで、デザインのセンスがいいなと思いました。

⑦高濱
名刺の両面ともに全く同じデザインの名刺をもってきました。愛称が「ゆっぴー」らしく、私にもそう呼んでほしいということでしたが、まあ無理ですね。笑
それはさておき、これまであまり自分が表現できず、一面だけ(裏の自分)しかなったので、全方向の自分(表も裏も)を出していきたいということでした。
恥ずかしがり屋ということなのでしょうが、それは謙虚でよいことだとも思いますけど。

⑧中村
自ら意見を言うのが苦手だとのこと。多くの学生がそうでしょう。また私なども今でもそうです。その苦手意識をこの5カ月で取っていくよう、積極的になっていきたいということで、名刺は3Dタイプで、開くと教室で手を挙げている中村が表現されていました。

⑨宮川
運動が苦手だとのこと。それでもPUKリンピックの委員長になったとのこと。運動が苦手な人でも楽しめるものにしたいという思いがあるそうです。宮川がプレゼンで話した「困っている人、弱い立場にる人の助けになる人間になりたい」という言葉にはジーンときました。名刺はそれとはデスク上で立てておけるタイプで、私の机の上に飾っておいてほしいということでしたが、ちょっと無理です。笑

⑩村田
まず驚いたのが、ユニクロでアルバイトをしているということ。これを聞いて反応する13ゼミ生は多いのではないでしょうか。笑
「うまくやるより全力で」というフレーズが名刺に書かれていて、これを実践していきたといことでした。高校の時の先生から聞いた言葉だそうです。
ガリラボでも何か今後の指針になるような言葉を見つけてくれると嬉しい。
11月1日発行の広報紙にOG(09)村中が寄稿してくれています。そこに「海を見る自由」の話が書いてありました。卒業して6年。今でもガリラボでの言葉を胸に留めてくれているのだと思い、感動しました。

⑪山本
技術力を上げたいとのこと。直前まで、A4用紙から名刺をハサミで切りだしていた豪傑、あるいは・・・。まあどちらかなのでしょうが、今後どう成長していくのか楽しみでした。なお名刺はこれほど陳腐なものはないというほど凡庸で、それだから逆に目立っていた気もします。点数を付けたら59点でしょう、きっと。笑

全部は揃っていませんが、以下、18ゼミが作成した10枚の名刺たちです。



18ゼミ生はもう1人いますが、急用で休みでした。名刺は出来上がっていて、その制作意図をまとめたレポートを作成し提出しておりますが、発表できず残念でした。



0 件のコメント:

コメントを投稿