2017年10月2日月曜日

留学中(14)塘添からのメール

10月に入り、今日は多くの企業で内定式をやっているのでしょうか。
4年(14)生は誰も来てないようで、ガリラボは3年(15)生がワイワイ
やっていたようです。
特に、興津会の打ち合わせだったようです。
3年(15)青、江藤、鍬田、宿利、園部、長田、藤川、村田、八並で
ほぼ全員が揃っているようでした。
本部棟から戻ってきて18時ごろから話し合った内容について相談を受けました。
じっくりと話を聞いた後、ダメ出し。
ほぼダメ出しをしておきました。
せっかくダメ出しをしたので、良いものへと修正していってくれるでしょう。
15ゼミ生の想像力と創造力に期待しておきます。

さて、本来は4年生で、4月以降は3年(15)生と合流予定の(14)塘添からメールが
届きました。
留学だより(=生存確認メール)です。
8月末以来(ガリラボ通信2017/8/30)のこと。

また勝手に!と怒られそうですが、ほぼ全文を紹介します。

----------塘添留学だより------------------------
先日は中間報告会お疲れ様でした。
昨日のガリラボ通信で先生がおっしゃっていた裏方の存在。
いま自分がこうして留学していられるのも、自分の知らない影の部分で
たくさんの人が動いて成り立っているものなんだなと改めて実感しました。

さて、10月に入り、夜も冷え込んできました。
最近、language exchangeという、日本人とイギリス人がお互いに言語を
教え合うという活動に参加しています。ファシリテーターの方が毎回お題と
なる英語と日本語の表現持ってきてくださり、その表現について教え合うと
いった活動です。
日本語を誰かに教えるというのは意外に初めての経験で、細かいニュアンス
を伝えるのに毎回苦戦しています。特に自分はこれまでフィーリングで物事を
伝えることが多かったので、しっかり言語化しないといけないなと反省して
いる今日この頃です。笑
しかし、日本語というのは曖昧というか便利な表現が多いなーと感じました。
特にこの前先生が通信で書かれていた、ヤバイと大丈夫、はその象徴ですね!

滞在期間も残り1ヶ月。
帰る頃には白亜祭真っ只中ですね。先生に笑われながら暖炉作りしていた
1年前が懐かしいです。
まさか本当に留学するなんてあの時は思ってもいませんでした。笑
人生何が起こるか分かりませんね(^^;;
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先日の特別講演で遠藤さんが、2年間留学して友人など一切できなかったと
お話しされていました。
極端に表現されたのでしょうが、ある程度はそれは真実でもあったのでしょう。
ただ遠藤さんは、そのことが糧になって今の自分を作り上げてきたのではないか
ともおっしゃってました。
口調を通して、それもまた真実であろうと感じました。
遠藤さんのような感度を持ち合わせている人にとって、留学とはそれ以後の自分に
とっての価値が大きいのかもしれません。

随分前に、江藤淳の留学についての本を読んだことがありますが、何の本だったか、
また内容は記憶にありませんが、挫折の経験を書いていました。
留学とは国内では経験できない挫折を与えてくれる貴重な機会であるのかもしれません。
私も同様でした。
せっかく留学をしたのです。楽しかったではなく、塘添もそうした経験をしてくると、
大きく成長できるのであろうと思います。
(もうすでに成長しているのかもしれませんが)

それと驚いたのは、意外にガリラボ通信を読んでいるのだなということ。
驚きました。
あまり読んでいないゼミ生がいるのではないかと想像しているのですが、イギリスに
いる塘添がしっかりと読んでいることに驚きました。
いやそれか、むしろ外に出たから、読むのかもしれませんね。
実家を出ると、実家の有難味が分かるようなものかもしれません。

残り1ヵ月、楽しむのは帰国してからで十分なので、そうでない経験をたくさん
してくるといいでしょうね。

がんばれ、だいすけ。
 
 

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