2017年10月28日土曜日

大学院中間報告会

昨日まで秋晴れの広がる良い天気でしたが、今日は台風22号の影響でしょうか、
雨模様。そんな中、大学院2年生の中間報告会が行われました。


発表するガリラボの院生は2名。

1人目は、(M16)山口。アクティブラーニングにおける個人活動支援の形成に
ついての研究を行っている。発表はしっかりしていて、それ以上に、コメンテー
タとのやりとりが、普段のゼミの時の雰囲気の比べ何十倍もよくて驚きました。笑
非常に良かった。


2人目は(M16)大野。小学校の授業における秩序形成を、エスノメソドロジー的
手法によって明らかにしようと研究です。
冒頭でつまづき、途中ではマイクを途中で交代させられ、それが落ちるとか、
発表中は災難続きでしたが、中身は非常に高度かつ洗練されており、聞いてて
心地よいものでした。
コメンテーターとのやりとりも、年齢を重ねてきていることはもちろんありますが、
非常に良い内容でした。


2人ともに発表の中で非常に高いレベルであったと思います(担当教員のせいで、
単に目が曇っているからかもしれませんけど^^)。

報告会の司会とタイムキーパーはセッションごとに交代していましたが、たまたま
でしょうか、最後のセッションはこの2人でした。
M1(17)山下(司会)、多賀(タイムキーパー)でした。


さて、報告会中、ガリラボの院生2人以外の時には私は別のことを考えていて、
この発表会の秩序の有り様とはどう考えればよいのだろうかということです。
コメンテーターが不在にする際は、コメンテーターは事前にコメントを他の教員に
託していて、それがこの場で読み上げられます。
コメントが欲しいのは発表者であるわけですから、それをメールで送っておけば
良いはずなので、それをあえてその場で他の教員が発表し、報告会が成立していく。
改めて考えると実に不思議な風景ではないかと、そう感じました。そうしたら急に
面白くなり、ここでの人々の方法とはどういうことなのだろうと考え込んでしまい
ました。
この報告会の意味を明らかにしていくことにつながるのかもしれません。
 
エスノメソドロジーというのはそこら辺にあり、それを見ていくことは非常に
面白い知的行為に思えました。
 
余談はさておき、2人のM2及び2人のM1、ガリラボの4人の院生たち。
どうもお疲れ様でした。
 

<講演準備>
私はというと、朝から次の講演の準備をやっておりました。先日の八代中の1年生に
授業したものです。その時、随分と改善しないといけないことがわかり、大幅に改良
したバージョンとなっています。
改訂に随分と時間がかかりましたが、ようやく試作版ができたので、19時ごろに
宅ファイル便でOG(03)菅原に送信。チェックを依頼しました。
話の内容は、大学院のゼミで行ってきたものです。
ややこしいことを、簡単に表現することは極めて難しい。ほんとに難しい。
それで、八代中の生徒向けにはほぼ失敗だったと思ってます。
改良したつもりですが、果たして今度はうまくいくものか・・・
うまくいかせるために、講演前日まで合間に縫って推敲を続けていくつもりです。

 

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