2019年12月25日水曜日

クリスマスにGoogleの音声入力の有り難みを知る

今日はクリスマス。本日のGoogleは賑やかモードでした。

ガリラボ前のシクラメンも、水だけで頑張っているのにも関わらず、クリスマスに合わせ大量(!)の花を咲かせ、明るくしてくれてました(健気)。


クリスマスですが、朝から研究室にきて作業。
さすがに今日は誰も来なかったので、ずっとひとりで作業。
Artractメンバーが手が回らないようなので、猫の手レベルですが、先日の1時間半ほどのインタビューを10分の動画にまとめる作業を黙々とやってました。
Googleの音声入力機能で文字起こしした全文を行きつ戻りつしながら、10分程度の長さになる文字数程度になるように、重要な部分をマーキング。
その部分だけ誤字脱字の修正して、4,000文字程度の原稿が出来上がりました。
この作業、Google音声入力機能が決定的でした。
誤字脱字はあるものの、話した内容の全体をほぼ把握できる形で行きつ戻りつ(=ノンリニア編集)ができることが大きい。
音声だけのリニア編集しかできないとなると、その時点でこうした作業をやる気がなくなってしまいます。
Googleのおかげで、この作業は(比較的)あっという間で、数日前に終わらせていました。

今日は、朝から、その原稿を眺めつつ、話の辻褄があうように、文章を入れ替えていきます。
おおよそ流れがよくなった後、その話に合うような質問文(つっこみ?)を考え、間に挿入していきます。
何度か読み直して動画用のシナリオ完成。



話の順番を入れかえたシナリオに合うように、音声ファイル内の順番の入れ替えをVideoStudioで作業し、データ作成完了。
動画編集の事前準備を終えました。
このあたりでお昼。

お昼を食べて、5枚のA4用紙にある原稿をシナリオにして編集作業開始。
音声とキャプションの構築作業を先に進め、その後に、その音声に必要な映像を組み込んでいきました。
音に映像を合わせていく形で編集。
ただ、元々、この取材が映像づくりそのものをあまりイメージしていなかったせいか(Artractともそのあたりの打合せが出来てませんでした)、映像の素材が少なくて、自然な絵になるようにするのに四苦八苦。
13時から始めて20時過ぎ。
次のタイムラインにあるような感じで、2/3ほど済んだところで時間切れで作業終了。
雨が降り出したようで、家内が迎えに来ました。


なんだか苦しい作業をやっているように思われるかもしれませんが、編集作業はモノづくりと全く同じで、学生時代にモノづくりをしていた私としては、こうした作業はかなり面白く感じています。
何をどう組み合わせていけば性能のよい、例えば電子回路ができるのかとかといった作業と全く同じだと思います。
なので、こうした編集作業は、いわゆるエンジニアの人たちとほぼ同じことをやっていると言えます。
エンジニアの作業と映像づくりが違う点は、テキトーでも映像は出来上がるというところでしょうか。
エンジニアの場合は、テキトーだとモノが動かないので、自分のテキトーさは確実にフィードバックされます。
映像や雑誌編集ではそれがありません。
なので、映像や雑誌では、他者からのフィードバックが不可欠になります。
しかし、学生の多くは締め切りギリギリに作ることが多くて、フィードバックをもらうための時間を作り切れないように思います(4年生になるとさすがに改善されていきます)。
「完璧を目指すより早く終わらせろ」というのは、フィードバックの時間を作りなさいという意味でもあります。

さて、クリスマスが終わると年末モードに入ります。
年末は1年の振り返り、フィードバックする時間にしてもいいですね。
ガリラボのゼミ生はぜひ「ガリラボ10大ニュース」に投票して、1年を振り返ってみてください。
https://forms.gle/4iwR2STqK2M3jUEWA
今現在17名(そのうち卒業生5名)が投票してくれています。
よろしく。^^



0 件のコメント:

コメントを投稿