2019年12月20日金曜日

域学連携を経験した卒業生OB(13,M17)多賀の取材

1日遅れになりましたが、昨晩、OB(13,M17)多賀に来てもらって域学連携についての取材を行いました。
公務員として勤務する多賀。仕事を終え、大学に急行してくれました(感謝)。


インタビュアーは3年(17)橘と川上。Nコン全国大会@京都への参加コンビです。


OB多賀は、学部の時にCoho'zuというチームで次の右の書籍「復興へと向かう1歩」を作りました。熊本地震直後から大津町と連携して作成したものです。現在この書籍は、熊本県の「熊本地震デジタルアーカイブ」内の資料として保存されており、
  https://www.kumamoto-archive.jp/post/58-99991jl0002xpg
にて全て閲覧できます。
その横、左の書籍は、参考した文献でこの本が、地震後の大変な取材と気の遠くなるようなまとめの作業を進める際の土台となったのでした。Coho'zuのメンバーでこの本を輪読して調査に向かうマインドをセットしたのでした。


橘と川上のインタビューに加え、私が途中で記憶を補うなどして質問を膨らませていき、トータルで2時間ほどの濃厚な取材となりました。

聞き取っていく中で、多賀が1枚の資料を取り出しました。これは、Coho'zuが活動の振り返りを行ったときに作ったものだそうで、問題点を抽出し、それへの対策を書き込んだもので、これによって活動のレベルアップを行っていったようでした(だから、あれほどの活動へと昇華していったのでしょう)。

さらに調査資料もインデックスをつけてよく整理しておりました(それを今もまだ持っていて、取材を受けるということで見直したのだそうです)。


取材を通して、こうした先輩の活動を在学生には見習ってほしいと思いました(だから、写真を撮り、こうしたガリラボ通信で紹介をしています)。
記録を取っておかないと、自分が行ったその時の行動は、記憶の中から消失していくことが多い。
その行動が存在しなかったということになります。
それって極めてもったいないことだと思います。せっかくの宝物を捨ててしまうようなものだと私は思います。


多賀からのお土産。
卒論で頑張っている4年生への差入れということでした。




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