2017年1月12日木曜日

広告「二十歳の君に乾杯~大切なものを抱いて、進むんだ。」/二十歳の15ゼミ生たち

今年のサントリー広告「二十歳の君に乾杯」です (昨年:ガリラボ通信2016/1/13
出典

毎年読む伊集院さんの文章は素晴らしい限りです。
今年の二十歳に向けたメッセージは、
  大切なものを抱いて、進むんだ。
でした。その中で、個性に関して、
  私は大人と呼ばれるようになってもひとつだけ守り続けようと思ったものがある。
  それは子供の頃からずっと大切にしているものだ。
として、ずっと守ってきたもの
  それが君の個性
になるということでした。
はて、私自身が守り続けてきたものがあるだろうかと、ふと心配になりました。
思いつかない。
となると、私の個性は・・・・。
少し心配しながらも、ただこの歳になると個性とかあまり考えることもなくなり、だから
ひたすら周囲に対し個性を出し続けているのではないかと、それがまた心配になったりも
します。^^;
個性はさておき、次のこと
  卑しい行為はダメだ。
  大切なのは品性だ。
は、やはり長い間、生きていると非常に大事なことだなと思います。
フリーライダー(自分一人が良ければいい生き方)であることは瞬間的に良いのでしょうが、
それはいわゆる局所最適化であり、長いスパンで見た時、大局的な最適化としてみた時
には決して良いものでありません。

私はもう随分と進んできてしまったので、どうしようもありませんが、ゼミ生には、これから
  大切なものを抱いて、進んでいってほしい
かなと思います。
ただし、進むのは、品性を育んでいく個性を形作っていく方向に、ですね。


さて、伊集院さんが「大切なものを抱き、進むんだ。」と呼びかけた、つい先日、成人式を
終えた二十歳の人たちがガリラボには10名おります。
15ゼミ生たちです。

明日がセンター試験前の1日休講となりゼミが出来ないため、今日の昼休みに
全員が集まり(ひとり不在。なぜ?)、これからの活動のスタート地点を決める
打合せやりました。
Nコンに向け、2つのチームで、震災についての映像記録を作る活動を始めます。
どこからスタートすればよいかわからないので、スタート地点を今日決めました。
そのスタート地点となる考え方から先、その先をどう歩んでいくかは、これからの
それぞれのチームの歩みの中で決まっていくのでしょうが、せっかくなので、何か
  大切なものを(それぞれのチームで)抱いて、進んでいってほしい
と思います。
非常に苦労しても、最後を良いカタチで終わればそれまでのこと全てが満足すること
なります(ピークエンド理論)。
リサーチを怠らず、良いカタチで終わるよう、必死で必死で考え、主体的に行動して
いきなさい、二十歳の15ゼミ生。
(なお、ピークエンド理論をもっとも実践すべきなのは、今現在であれば、13ゼミ生だろうと思います)




その傍らで、14ゼミ生幹部が集まって打ち合わせをしていました(ひとり不在。なぜ?笑)。
14ゼミ生は最後をどう終わるつもりでいるのでしょうか。



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大切なものを抱いて、進むんだ。

今日から大人と言われても、君たちには実感がないだろう。
私も同じだった。むしろ大人になんかなりたくないと思った。
大人になることは、何かを失う気がした。
だから、私は大人と呼ばれるようになってもひとつだけ守り続けようと思ったものがある。
それは子供の頃から大切にしていたものだ。
大切なものって?
それはこれまで君と歩いてきたものだ。
好きな音楽でも、ヒーローでも、詩でも、友だちでもいい。
ランニングが好きなら走り続ければいい。
大切なものを手離せば、君自身を失うことになるんだ。それが君の個性だ。
(中略)
失敗の中で学んだんだ。
自分一人が良ければいい生き方はダメなんだ。
お金で手に入るものは薄っぺらなものだ。
卑しい行為はダメだ。
大切なのは品性だ。
ひとつひとつ学んでいけば、いつか誰かのために生きることができる素晴らしい自分に出逢えるはずだ。
君にできるかって? 勿論!
君には時間がある。
時間だけが君たち皆に、唯一、平等に与えられた可能性なんだ。
可能性を信じて進むんだ。
(以下、略)
 

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