2017年1月27日金曜日

たまラボ引継ぎ/キャリア形成論(卒業生)

「ついに、次世代へ」とのスライドの前に立つたまラボリーダー4年(13)松崎。


午前中、平成28年度学生GPチームとして玉名をフィールドに活躍した「たまラボ(4年(13)松崎、
塚田、中村、藤村)」が、次のチームへと、引継ぎの儀式を行いました。


たまラボがどういったことをやってきたかそのポイントをメンバーが、それぞれの想いを込めて
プレゼンしていきます。
非常に楽しかったので、私も、例年以上に一緒にこのチームと玉名に出かけたので、思い出す
ことも多く、感慨深いものがありました。
リーダー松崎の底抜けの明るさ、明るさしかない松崎のキャラクターがこのチームの楽しさを
醸成していったのだと思います。
もちろん、楽しさは大変さを乗り込めるためのものでした。
そうした大変さを乗り越えた活動は、充実したものでした。
たまラボメンバーは達成感を感じてているのではないでしょうか。
会議に呼ばれ、一緒に玉名に出かけたこのチームが解散し、別れるのは非常に寂しい限りです。
ただしまだしばらくは活動を続けます。
タマにゃんとの最後のロケ、市長への表敬訪問、そして市役所チームとの懇親会等です(ロケ
以外は、徐々に定番になってきたように思います)。
沢山の濃厚な8ヶ月を1時間ほどに濃縮して話をしてくれました。


その話を熱心に聞いているのが、新メンバー(チーム名はまだありません)。
3年(14)秋山、塘添、古谷、島田、塚田の5人です。
玉名の地名も何もほとんど知らない、そして市役所職員の顔と名前もわからないでしょうから、
たまラボの熱い話もなかなか伝わっていなかっただろうと思います。
が、必死で聞いて、質問もたくさんしておりました。
最初はヨチヨチ歩きでしょうが、これからメンバーで協力してしっかりとした足取りとなり、これ
までのチーム同様、玉名の地を力強く駆けまわっていくことになるでしょう。
新メンバーの未来もきっと明るいはず。明るく、楽しく、真面目に(真摯に)やっていってほしい。


たまラボメンバーと新メンバーで。新旧メンバー全員での写真は最初で最後に
なるかもしれません。貴重な写真となるかもしれません。



最後の記念撮影をして、メデタシ、メデタシで終わる・・・・と思ったら大間違いです。
ガリラボはそんなに甘くありません。
楽しそうに写真を撮っていますが、私からのたまラボへの宿題です。

引継ぎは、主として口頭での引継ぎでした。雰囲気は伝わりましたが、緻密な部分が
あれでは全く伝わりません。
たまラボが8ヶ月も濃厚に活動し、玉名で培った知識があれでは伝わりません。
引継ぎには、書類が必要です。
例えば、たまラボが玉名で獲得してきた人脈がまるで伝わっていません。連絡先とか、
名前とか、どういった人なのか(所属、性格)とか、そしてそういた人たちが所属している
組織とその関係とかですね。
玉名の地域資源リストも作っておいたほうがいい。
他にもたくさんあるはず。
玉名での行動に熟達していくごとに自分たちの暗黙の知識となってしまったものを、きちんと
振り返り、言語化・図式化して、それを引継ぎ書類として残していってほしい。
引継ぎの書類とは、こうあるべきという見本を示してくれると嬉しい。
たまラボの持っている能力であればやれるはずです。

そうでないと、あれだけ活動してきたたまラボ4人の貴重な知識資源が4人が卒業すると
同時に消えてしまうように思います。

Coho'zuは書籍として活動の証しを残していきます。
たまラボも同様に活動の証し=たまラボの遺伝子をきちんと残し、次の世代に手渡してほしい。
以上、宿題です。^^;


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3限目。 4年(13)ゼミ・・・・に一瞬見えますが、もちろん違います。
冒頭、塚田4年ゼミ長が3年生にお願いがあってやってきたのです。

塚田が去り、本来の3年(14)ゼミが始まりました。児玉3年ゼミ長が取り仕切ります。



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お土産。OG(11)上田からです。


本日5限目はキャリア形成論の最後の授業。
今日は卒業生によるキャリア形成体験談でした。

卒業生には「流動化した現代社会を生きる」というテーマで話をしてもらいました。
1人目がOG(11)上田。

淡々と話していく上田。自分に降りかかったある問題が、上田の生き方に強い影響を与え、
それが上田の、前に進んでいく原動力になっていることがわかりました。
人にはやはりそれぞれにドラマがあり、そうした文脈において人生を歩いているのだな
と思います。
引き込まれました。
大学1年の頃から知っていて、その頃のことも話題として出てきましたが、知らない話も
あったりして、当時、そして今の上田の生き方に深く感動しました。
自分のことを振り返る機会を持つということはこんなにも豊かに生きていくことにつな
がることを上田が教えてくれました。感謝。


2人目はOB(M08)佐藤。現在、教学IR室で特任講師として本学の教育の中心部分で
活動している佐藤です。
流動化している社会を逞しく生きている代表的人物だと思い、話をしてもらいました。
菊池市役所にいたところを、ヘッドハンティングというか、半分強制的に連れてきた(拉致?)
のですが、期待以上に優秀な活躍をしてくれています。

その佐藤も大学の初年次ではダメダメだったということ。それをあることを契機に深く
反省し、ある意味では人生をやり直すつもりで、考え方と行動を変えたということでした。

日々の少しの行動の変化は、様々な変化を引き起こしていきます。その変化をきちんと
捉える力を持つことで、この流動化した社会も逞しく生きていけるのだというのを、
非常にわかりやすい講義で1年生に教えてくれました。
ところで、話を聞きにきていたガリラボの3・4年生が佐藤の授業のうまさにはしきりに感心
しておりました。
確かにうまい。私などは、しっとしそうです。杭として出てくるようであれば、しっかりと見張っ
ていて、きちんと叩き潰しておこうかと思うぐらいに、上手です。
人はやはり、苦労していないといけません。そう思います。


キャリア形成論が終わり、ガリラボでそのことを振り返っていると、上田の話はもちろんですが、
佐藤の話などは特に卒業する前の4年生に聞かせた方が良いのではないかという話になりました。
流動化した社会にすぐに出て行く時期なので、特にそうだなと思いました。
卒業前のキャリア形成論とういうのが必要なのかもしれません(どこかの大学ではそういう
授業を開講していたような。。東大とかはかなり早い時に取り入れていたような・・・)。

上田と佐藤の2人で60分ほど。大ホールには貴重な時間が流れていたように思います。

Photo by ゼミ新聞部


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M2(15)有馬と福永からのお礼とお詫び(?)を兼ねた差し入れ。
有馬は修論が終わったお礼、福永は終わっていないお詫び。
安堵と苦悩が表現されたカップ麺。
思いのこもったカップ麺ですが、段ボール箱を開けたら、ガリラボのゼミ生はそんなことには
無頓着にただただ喜んでおりました。笑



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