本日の熊日朝刊で「もやいすと」の取り組みを紹介していただきました。
IR室のOB(M08)佐藤やCOC推進室のM2(16)山口らの途方もない尽力で
520人の学生たちを相手にした佐藤の言葉を借りれば「モンスター講義」
が完了できました(ガリラボ通信2016/12/24)。
大教室での講義であれば520人であってもどうということもありませんが、
チームを組んで、フィールドワークに行ってということを行う訳で、もしも
全員を一度にバスに乗せてフィールドに向かうとすると大型バスが10台
以上連なることになります。
10台ものバスで行けるのは、受けいれる準備が出来ている観光地ぐらい
のものです。
普通にはそれだけのバスや人数を吸収できるようなところはありません。
ところが、5月、520人の学生たちに対して、そうした学習形態をとることを
宣言してしまったのでした。
しかも、熊本地震を受け、不安定な被災地をフィールドするという、状況が
どう変わるかわからない極めて厳しい条件の地を選択したのでした。
実施する側からすると非常に厳しい選択をしました。
この難問に対し、上記2人が中心にとなって立ち向かってくれました。
彼らの取り組みによってどういった成果が得られたのか、そのことを今日の
朝刊は教えてくれます。私の名前が出ていますが、実質的にこれを実行したの
は上記2人でした。
朝刊を見たということで、朝、OG(M13)坂口からメールが届きました。
メールの最後に、
「もやいすと」を学んだ多くの学生が、社会で活躍されることが楽しみです。
とありました。
私もほんとにそう思います。
520人もの学生たちがこうした形で取り組んだのですから、将来において
何らかの形で、この熊本を舞台に活躍してくれるのを夢みています。
将来、もしもそうしたことが実現できたとすれば、その「土台」を作ったのは、
もちろん、上記の2人ということになります。
この土台を、苗床にして、ここ熊本県立大学から優秀な地域づくりのキーパー
ソンが生まれていってほしいですね。
追記 2017/1/24
随分と時間が経ちましたが、先日、朝日新聞にも記事が掲載されていました。
0 件のコメント:
コメントを投稿