3月16日(木)、13ゼミ生とM15院生が卒業しました。
そしてその夜、14ゼミ生の手でガリラボの盛大な追いコンが開催されました。
ガリラボにとって、2016年度を締めくくる、大きな区切りの日でした。
その様子についてはガリラボ通信2017/3/18をご覧ください。
追いコン後、13ゼミ生とM15院生からプレゼントを頂きました。
”日本酒(中央)”は福永から、”花瓶(右)”は有馬から。ありがとうございました。
この日、「先生、ワインも飲むそうですね」と4年(13)中村から言われました。
どうして知ってるだろうと思いました(笑)。
その”ワイン(左)”は13ゼミ生からのものです。
それぞれ、ありがとうございました。
以下、少し長くなるかもしれませんが、以下、このワインのことで少し状況を
書き留めておきたいと思います。
ワイン物語です。
追いコンの場で手渡された「T-LAB」とネームの入った(一瞬、津曲ラボのこと?
かと思いましたが、よく考えたら、私のゼミは津曲ラボではなく、ガリラボでした)
袋に、少々重めの箱が入っていました。13ゼミ生からの贈り物です。
箱の中身はワインで、ワインの名称は
悩みになやんで探したワイン
というものでした。”製造年”、”原材料名”、”愛情歩(度?)合”、”隠し味”なども
記載されています。
これを見て、卒論発表会後のコンパでプレゼントしてもらった「探し回って見つけた
美味しいコーヒー(ガリラボ通信2016/12/23)」を思い出しました。
私のために時間をかけてくれたことがよくわかり、それだけで大変感動しました。
箱を開けると立派なワインと一緒にメッセージが入っていました。
メッセージには「Last Mission」とあります。私への挑戦状でした。
Last Missionは「最後のメッセージを探し出せ!隠し場所は・・・」ということだそうです。^^
問題の裏面に周期律表が掲載されていました。
答えは・・・
その前に、「悩みになやんで探したワイン」と少々長い名前の素晴らしいワインと
一緒にメッセージを入れた人物は誰だったかというと・・・・
その正体は実は追いコンでのムービーで紹介されていました。
ムービーで箱にワインとメッセージを封印した様子が流れ、そのあとに、私にそれを
プレゼントしてくれました。
13ゼミ生は、追いコン(ガリラボ通信2017/3/18)の途中、14ゼミ生の進行に
割り込み(?)、構成詩を歌い出したのです。
13ラストゼミの時に役者集団13ゼミ生が「旅立ちの日に」をみんなで歌ったときの
ことを思い出しました(ガリラボ通信2017/2/1)。
追いコンの中で、この13ゼミ生分の時間は、14ゼミ生に圧力をかけて分捕った
のではないかと思いますが、首謀者は4年(13)松崎だったのではないでしょうか。
とにかく色々な楽しいことを創造し、実践していく力が半端ない松崎です。
私の予想は、多分、95%ぐらいの確率で当たっていると思っております。^^
さて、追いコン2017の途中、次の25秒のムービーが流れました。
そして、13ゼミ生が私の方を向いて全員集合。
次のムービーに合わせ、構成詩を歌い始めました。
歌を通し、13ゼミ生らしい形で、私やガリラボ全体にお礼を伝えたのでした。
この時の曲に使っていたのは、「みんながみんな英雄」でした。
何故これが使われているかというと、おそらく、あの時のガリラボ通信からではない
かと思うのです。
自信はありませんが、次の通信です→ガリラボ通信2016/6/24
私がガリラボのことを1年生に紹介した時に使ったパワポをゼミ生にも見せておこうと
思い、ムービーにしました。
その時に、BGMをつけたのですが、それが「みんながみんな英雄」だったのです。
この時、通信に、
今日使ったパワポを動画にしてみました。BGM付きで。^^;
選択したBGMは、最近、私の娘がこれを見て、「これを作った人たち天才」と
つぶやいていた映像のBGMとして使われていたものです(みんながみんな英雄)。
ガリラボには色々な面での天才がたくさんいるな、と思って選びました。^^;
と書きました。嘘偽りなど全くなく、本当に個々は才能に溢れているなと思います。
特に13ゼミ生は、ガリラボに入って、仲間との関係の中で、その才能を開花させて
きました。「英雄」たちの集まりであったかと思います。
もしも「みんながみんな英雄」を選んだのが、この時のことを思い出してくれて
だったとしたら非常に嬉しい。
そこまで注意深く、この通信を読み、そして記憶してくれているわけですから。
私の勝手な解釈かもしれませんが、13ゼミ生の歌を聞きながら、大変感動しました。
こうした英雄たちからの挑戦状が「悩みになやんで探したワイン」と一緒に入っていた
のでした。
ムービーからわかるように、ワインに挑戦状を入れていたのは4年(13)塚田ゼミ長でした。
手伝っていたのは多賀?
追いコンの日、私が自宅に戻ったのが23時頃でした。
少々酔って帰宅したわけですが、家内はこの日は東京に行ってたので、私一人でも
あったので、やることもないので、箱を開けてみました。
英雄がBGMでしたので、少々ドキドキしながらの開封でした。
玉手箱のように煙が出てこなくてよかったです。^^
煙の代わりに問題が出てきたので、すぐに読みました。
13ゼミ生はかなり手加減をしてくれたようです。
非常に簡単で、すぐに(ほぼ一瞬で)解けました。
で、、、、、、
翌朝(3/17)、隠し場所のPonyoのPCの引き出しから「最後のメッセージ」を
見つけました。v(^^)v
発見時刻は3月17日(金)午前8時頃です。
こんな朝の時間ですから、ゼミ生はまだ誰も来ていません。
引き出しの「最後のメッセージ」をいくつか写真に撮り、そのままそっと引き出しに
戻しておきました。
なお、この日、4年(13)生はまだ作業が残っていたので、たくさん出てきていました。
たぶん、その中の一人ぐらいは、私が「最後のメッセージ」にたどり着いただろうかと、
引き出しの中をチェックしたのではないでしょうか。
ただ、せっかくなので、少しだけ角度を変えて置いておきました。
見た人は、さすがにそこまでは気づかなったかったでしょうねぇ、きっと。笑
引き出しに残っていたので、「あんな簡単な問題が解けないのだろうか?」と
一部は心配をしていたかもしれません。笑
それにしても、いつの間にこんなことをやったのでしょうか。
ラストゼミの2月1日以後、みんなが集まることは皆無だったはずです。
構成詩にしても、ワインにしても、さらにはこの最後のメッセージとか・・・
きっと時間差でグループワークしながらやってきたのでしょうが、時間のやりくり、
人のやりくり等、プロジェクト管理が素晴らしいすぎます。
ガリラボので培ってきた能力の一つかもしれません。
さて、13ゼミ生から挑戦状を解き、入手した最後のメッセージとは、
超訳 タカシの言葉
でした。
誰のアイデアでしょうか。想像はつきます。恐らく、松崎でしょう。
これは96%ほどの確率で自信があります。^^;
私が、ゼミで、幹部会議で、そして雑談の中で話した言葉の多くを4年(13)松崎は
記録をしていました。
だから、このアイデアは松崎だろうと思ったのです。
そうした膨大な記録の中から13ゼミ生が選んだのでしょう。
「超訳 タカシの言葉」には14の言葉が収められていました。
13ゼミ生は、基本的に私の話を聞いてくれたので、色々なことを話しました。
何十年もかけて(主として読書によって)仕入れてたきた知識が下地にあっての
話題がほとんどであったかと思います。
2年半もありました。その間には、無数のことを話したように思います。
この冊子に収められているのはその中の14の言葉でした。
「超訳・・・」をめくっていくと、確かにどれも話した私の言葉でした。
最後のページ、14番目の「タカシの言葉」は、ラストゼミで話した言葉で
締めくくられていました。
色々なこと考えるものです。
13ゼミ生=旅芸人一座は、悪巧みを次々と考えていく理想的な創造的集団でした。
ほんとに色々なことを考えてきて、その中で、色々な贈り物をもらいました。
が、振り返ると、私にとっての一番の贈り物は、13ゼミのメンバーそのものだったかなと思います。
2014年7月7日から2017年2月1日まで、ワイワイ言いながら一緒に目標に向かって
ゼミの活動をやってきました。
(これまでにも何度も書きましたがそのことが)本当に楽しかった。
私は、こんなにも幸せで充実した時間を13ゼミからもらってきました。
VHSビデオを開発した方が、引退の際のパーティで、
神様がね こんなすばらしい人たちを
私の周りに置いてくださった。
とスピーチをされていました(ガリラボ通信2010/12/19)。
13ゼミ生たちは、この言葉通りの人たちでした。
だから、私への最大のプレゼントは13ゼミ生が私のゼミを選んでくれたこと
でしたし、そして一緒に活動できた時間でした。
そんな充実した時間(神話的な時間でした)を私の人生の2年半の中に刻み込んで
くれた、それが一番の贈り物であったように思います。
そう考えると、なんと贅沢なことかと思います。
大学教員の職業的特権なのかもしれません。
今さらながら、良い職業に就けたものだと、この年齢になって思います。
塚田ゼミ長を始め13ゼミ生たちには感謝しかありません。
私の人生で有意義な2年半でした。
ワインも、有り難くいただきます。♪
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