2020年6月20日土曜日

新ゼミ生の1次募集

昨日、新しいゼミ生(2年生)の募集の締め切りでした。
今年の1次希望者は18名。昨年よりも多くなりました。
入試倍率と同じでどうも隔年現象があって、多い年の次は少なく、少ない年の次は多くと、ガリラボは浮き沈みのちょっと激しい。笑
ゼミの人数は12名が理想だと思っています(約数が多いので)。
12名よりも多い時は、ガリラボの恒例ですが、3・4年ゼミ長が頑張ることになります。
それで今日は朝から岩奥ゼミ長、中山ゼミ長と頻繁に打ち合わせをしておりました。^^;

多くなった理由の一つは、17ゼミ生の手によるゼミ紹介サイトとラジオ番組風動画が良かったのかなと思います。
後輩が惹かれるのはやはり先輩学生でしょうから、2年生にとってガリラボの4年生は「あこがれ」の対象として捉えられたのだろうと思います。

その17ゼミ生がゼミ生募集のために制作したWebサイト
https://g1730005.wixsite.com/garilab2020
です。また、オンラインでの収録に挑戦した作成したのが次のラジオ風動画です(ガリラボ通信2020/5/22)。

これらのメディアを通して4年生は2年生に「あこがれ」を宿させたのでしょう、きっと。

ただせっかく希望してくれた学生たちですが、人数を絞るという作業は気持ちの良いものではありません。
しかし、それでも制限しないといけない。
気は重いですが、3・4年の頼りになるゼミ長岩奥と中山が見極めてくれるでしょう。^^

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かつて京都大学霊長類研究所が発展させた「サル学」について色々と勉強したことがあり、そのとき今西錦司によるアイデンティフィケーション理論なるものを知りました。
2年生をサルと一緒にして申し訳ないですけど、2年生もこの理論に該当しているのかもしれません。笑
今西錦司はサルの個体識別を始めた方で、それが始まったのが私の故郷の近くにある「幸島」という島に群れていた猿たちに対してでした。その方法論を使ってサルのイモ洗い行動とその文化的伝承という画期的な発見がなされました。車で30分ぐらいのところで、高専時代の同級生(今は山形大学の教授)が住んでいたところだったので、一緒にその島にでかけ猿を見ていた経験からか、サル学に強く興味を持ちました(人類学として非常に面白い学問です)。
教養として、知的な興奮を得る意味で、サル学、おススメです。



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