2010年1月15日金曜日

新しい空調コントローラー

明日からわが国恒例の行事である大学入試センター試験が始まります。
先日、100万人は参加する成人式というビッグイベントが終わったばかりですが、それに負けず、センター試験も50万人ほどが参加するわが国にとってのビッグイベントです。

どんな優れたアーティストのコンサートだって、センター試験の人気にはかないません。

このセンター試験、全国の多数の大学で同時開催で、そして50万人もの人間が参加するに、ほとんどトラブルがおきない。
恐るべきことだと思います。

毎年、思うのです、この時期に。
センター試験が2日間に渡ってつつがなく終わるのは、小学校以来の教育の賜物ではないか、と。

大したものです、教育とは。
2日間も朝から夕方まで50万もの生命体を黙って椅子に座らせしまうのですから。

50万の犬や猫を2日間も座らせようと思ったら、50万本のロープを買ってこないといけない。
もっとも首尾よくロープで着座に成功させても(試験監督はそれだけでくたくたでしょうが)、吠えるばかりで監督者の注意事項を誰も聞いてないでしょう。

50万人もの人間ですが、それは分別のある(枯れ始めた)大人ではないんです。
相手は十代後半の血気盛んな連中なんですよ。
成人式のニュースを聞けば、その血気さ加減はおおよそ想像がつきます。
それを、2日間も日本全国一斉に黙らせて着座させる教育のパワーというのは、ほんと凄いことだと思います。

私は受験した経験がありませんが、このセンター試験という毎年の通過儀礼に接する度に、教育の凄さに(単に数学ができるとか、そんなみみっちいことではないですよ)、その凄さに驚きます。

ほとんどトラブルも起きない。
起きてもほぼカバーできるトラブルばかりです。
だいたい、カバーできるんだから、それはトラブルとさえ呼ばないでよいかもしれない。
驚愕すべきことです。


センター試験はさておき、本日の話題は空調のコントローラーでした。
話題をそっちに変えます。

ガリラボの空調のコントローラは長年調子が悪かったのですが、親切な事務局が重い腰をようやく上げてくれ、新しいものに付け替えてくれました。
それが下のもの。
新品です。!
これまでと同じく、本棚の多量の本の間に、こっそりと隠れるようにおいてあります。



なかなか立派なものです。
自動風量とかにできるんです。
驚きました。
これまでの15年ほど、全てマニュアルでやっていたので「自動」は新鮮でした。
しかも、これまでのは、風量を変えると、その瞬間に風量が変わるのではなく、空調の電源を切ってしまうという代物でした。
しかも恐ろしいことに、一旦切ったら、15分ほど電源を復帰させてくれないという鬼のようなコントローラーでした。

15分という時間。
寒さは凌げますが、夏の暑さの時にはとても耐えられる時間ではありません。

なので、夏場は一度空調を入れたら、絶対に風量を変更してはいけないというのがガリラボのルールだったのですが、皆さん知ってました?
もしそれを知っていた人は、かなりガリラボへの十全的参加を果たしている人と言えるでしょう。
(そんな人はたぶん、私とはツーカーの仲になっているはずです。違うかも)

そんな不届き者のコントローラーとはさよならし、昨日からは自動までできる優れものがやってきたんです。
2時間ほどかけて、業者の3人の方が設置作業をしてくれた成果です。

ガリラボ利用のみなさん、この3人の方に拍手。

有難い限りです。   現在、順調に働いてくれています。


言うことないコントローラーですが、一言だけ文句を言わせてもらえるならば・・・・・

設置の方向を考えてほしかった(T_T)

設定温度を変更するときなど、首を90度傾けないといけないんですよ。



おかげで、首の運動になり、凝りの解消には役立ってます。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿