それによれば、今年の巨人軍は、
Show the Spirit ~原点~
のスローガンの下にペナントレースを戦っていくとのこと。
巨人軍の公式Webサイトには写真付きで出ていました。
同サイトには、このスローガンの意味についてこう書かれています。
原監督はひとりの選手、コーチとして、原点に立ち戻って、目標に向かってほしいとの思いから、今季のスローガンを「Show the Spirit~原点~」とすることを示しました。昨シーズンは7年ぶりの日本一を奪回しましたが「少しでも有頂天になれば足もとをすくわれる。原点、基本に戻ってスタートすれば、足もとを見つめてしっかりした一歩を踏み出せると思う」と話し・・・・
原監督と私とは同じ年齢。いや、素晴らしいです。
高校、大学、そしてプロ選手として、エリートの道をひた走った原監督だからでありません。
監督として、一度大きな挫折を味わっている原監督だから、共感を覚えるのです。
スローガンってどうしても必要なものです。
自分たちの行動の基準となり、そのずれを検出することで発展をしていけるからです。
「型(フォーム)」と同様ですね。
ある型を身につけている人は、それからのずれを検出しながら自分を矯正し、発展させていきます。
基準がない、型を持たない、いきあたりばったりの人は、ずれの検出ができませんから、振り返り(reflection)ができないのでPDCAサイクルが回らず、その結果、発展とは無縁になります。
ご存じでしょうが、ガリラボのスローガンの一つは
輝く知性は行動なしには生まれない
です。
このスローガンを変更するつもりは全くありませんが、ただし、毎年のスローガンを決めてもいいかなと原監督のスローガンを見て思った次第です。
ふと思いついたスローガンを左サイドバーの写真とタイトルに込めてみましたが、いかがでしょう?
わかりにくいですかね。
Spiritというのを見て連想したのが、何故か、レビィ・ストロースの「野生の思考(The Savage Mind)」だったんです。
連想の脈絡はさしあたり不明ですが、「野生の思考を求めて」とは「フィールドへ」という意味を込めたものです。
私の知力と体力が持つならば、2010年は今まで以上に様々なフィールドで自分たちを試してみたいと、センター試験の朝、早起きした私はそう思ったのでした。
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