午後からなので、午前中は院生とのゼミです。
正統的周辺参加論のまとめの部分を読み、今日でこの本を読了したいと思っています。
全くの偶然なのですが、人材育成の本を現在読んでいます。
この本によれば、企業内の人材育成のやり方としてかなり成功を収めている(と、この方は主張していますが)方法が、正統的周辺参加論の考え方そのものなのです。
参考文献には掲載されていませんが、実践の共同体の思想がビジネスの現場で活用され、それを基に人材育成プログラムが開発されているようです。
20年近く前にレイブやウェンガーがこの思想を展開したわけです。
企業内での人材育成の本を読み、レイブらの思想は20年も経ってからようやく具体的なプログラムの中で生かされ始めたことを知りました。
ガリラボ内で以前から実践してきたことは、現在の企業のやり方とほぼ一致しているようです。
このやり方が大事なことはレイブの思想に浸透してせいで以前から確信はしてました。
が、それがビジネスの具体的な現場と整合性のとれた方法論になっていることを知り、改めて安心しました。
人材育成の本に書かれている次の言葉を紹介します。
教えると学ばないのが人間という生き物である。
全くその通りで、人間を深く洞察した言葉ではないかと思います。
さて、そろそろ午後に向けての準備(資料読み)を始めます。
この会議の議長をもう3年も続けていますが、今日は利害の絡むちょっとややしい議案を片づけないといけません。
ちょっと厄介です。
うまくいくよう神に祈るばかり。
夜はそのまま天草で市役所の方、地域の方、総務省の方を交えての新年会。
会議の第2ラウンドが計画されています。
私は(本音として)早く帰りたいのですが・・・・
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