2010年8月30日月曜日

ラーニング・コモンズとしてのガリラボ

私は現在、このガリラボの運営を行うと同時に、メディアセンターの仕事を
兼務しています。
今、現在、メディアセンターの図書館内でホットな議論にしようとしているが
ラーニング・コモンズという概念です。
ラーニング・コモンズとは、コモンズが「共有地」といった意味ですので、「学び
のための公共の場」といった意味になるかと思います。
ガリラボでは常識かと思いますが、学びとは一人で生じるものではありません。
コミュニティの中で生じます。
これまでの図書館は、資料置場という意味合いが強く、近代大学の設計思想
に基づいて、個人の知識習得の目的に最適化されたものでした。
それが現代社会には適合しなくなってきているようです。
現代は、個人の知識獲得というより、仲間との共同作業の中で知識を生み出し
ていくスタイルが重視されるようになってきたからです。
だから、採用試験などではペーパー試験以上に面接などが重視されるように
なったのではないかと思います(たぶん・・・)。
 
ラーニング・コモンズに関する文献を読んでいると、ここガリラボは、それにほぼ
当てはまる場所だとつくづく感じます。
PCがあり、プレゼン空間があり、図書、さらには様々な人が出入りしており人的
資源にも事欠かない。
まさに、「ラーニング・コモンズ=学びのための公共空間」が構築されています。

今日も3年生の映像チーム(大塚、岩本、松永、財津、田上)がやってきて、PCで
編集しながら、その画面をこちらに向けて、卒論の相談を私としていた4年生森に
意見を聞いていました。
昼休みには3年生はラーメンを食べにいったようです。
また、夕方には4年生の植田がやってきてWebの駅の作業を始めましたが、ここ
でも3年生との会話が生じていました。
さらに、2年生の緒方も明日の菊陽町三里木でのロケの備え、植木からわざわざ
下準備(カメラのバッテリー充電)のために出てきました。
お客さん気分を捨て、下準備まで全部やって初めてそれが出来たことになると私が
言ってたことを実践しているようです。

ガリラボには、ヒトやモノといったリソースとのやりとり(コミュニケーション)を介した
「学び」が生まれていると思います。
ガリラボは、そういった学びを生み出す場として機能している。

夏休み中も、いや逆ですね、夏休み中だからこそ長時間こうやって学びの中に身をおく
ことができます。
ラーニング・コモンズとしてのガリラボをうまく利用して、成長していきましょう。

意味がよく分らない人は、気軽に質問してください。

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