2020年1月23日木曜日

域学連携上級生インタビュー記事=大人への成長の記録

明日のゼミでは2年ゼミ生はDavinci Resolveについて勉強したことを発表することが課題になっています。
それをポスターにして発表してもらうのですが、今日、色々と準備している2年生たちを観察していると、やっぱり4年生とかとはこんなに違うのだと感じました。
何かが天から降っている感じが2年生で、そんなものは天から降ってくることはなく自分たちが作り出すものだということが少しわかってきているのが4年生。
3年生はその中間ぐらいですかね。
この差は、子どもから大人への転換と言ってもよいかもしれません。
もちろん何も変わらない人もいるとは思いますが、ガリラボの4年生(の多く)はガリラボの2年半で(ガリラボ以外の影響ももちろんあるとは思います)、この転換が随分と進んでいるようです。
4年生だけ見ていると幼い気がしますが、比較すると違いがよくわかります。

なお、現在、地域と連携してきたガリラボの4年生のインタビュー記事の添削作業を進めています(かなり大変です)。
その話の中に、この転換が進行する過程がよく表現されているように思いました。
今日は4年(16)小島の(はちゃめちゃな)記事を添削していました。その中に、
連携先から「あれお願いします、これお願いします」とか色々言わることがあります。言われた通りにやっていると全部こちらに任せっきりにさせられるので、「この仕事はお願いします」という様に頼んだりするなど、駆け引きをすることが大切だと思います。
もちろん程度問題で、あまり言い返していると協力関係が崩れていくでしょうから。でも、無理な時は無理ですと、理由を添えてはっきり伝えたほうが良いと思います。

といったことを話していて、なんか大人になったなと思います。
社会人からすると当たり前のことなのでしょうが、こうした大人の対応はなかなかできません。
小島のこの発言とかは、欲しいものは天から降ってくるのだという子どもの思考から抜け出てきていることを示しているように思います。
授業だけ受けているだけでは、(当たり前のことですけど)こういうことができない。
こういう思考形態になってきて初めて仕事の上でも役立つ人になっていくはずです。

地域と連携してきた学生たちのインタビュー記事を読んでいると、大人への階段を上っていった記録のように見えます。

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2年生と少し話していると、ポスター作りで糊の話になりました。
それでふと思い出したのが、今日のこの記事。
「液体のり」が大腸がんの細胞をたたくのに非常に重要な役割を果たすのだというのです。
画期的ですね。


朝日新聞2020/1/23
https://www.asahi.com/articles/ASN1Q6GZJN1QULBJ00H.html?fbclid=IwAR3iNdsXD4ziSICN7fHQv628UhJkOWB7-ejBNysKGP2mxHeLB5zpqnOl7QQ

この記事を見て、すっと記憶がよみがえったのが、次の記事。
昨年の5月の記事です。これは白血病治療に向けた「液体のり」による細胞増殖の話。
使い道は違うものの、双方ともに身近な液体のりががん治療に効果的であることということで驚きました。
四国の葉っぱビジネスとかも思い出します。

https://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/190530/lif19053018290015-n1.html

一種のアスペクト変換が起きたわけです。ガリラボでも地域でこうしたアスペクト変換を起こすようなことをやってみたいですね。^^




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