2020年1月12日日曜日

とうらぶのパワー

4年(16)岡林から雑誌「BRUTUS」に刀剣乱舞が特集されているようですと教えてもらったので、dマガジンで電子版を見てみると2月1日号で特集されていました。

雑誌紹介に「各地の美術館に長蛇の列を作り、社会現象ともなった刀剣ブームを生んだ、革新的なゲームの世界に潜ります」とあります。
そして特集の最初のページは次で、ここに、編集部から
いま、日本に烈風のごとく吹き荒れる刀剣ブーム。振り返れば2015年の1月、その風が生まれた端緒のひとつのゲームの誕生だった。「刀剣乱舞ーONLINE」。5年の月日のうちに、魅力的なキャラクターと世界観はゲームの内外において広がりを見せ、もはや社会現象に。

とのメッセージがあります。そして、
BRUTUSがゲーム単体で特集を組むのも、40年の歴史において初めてのことだ。時代を象徴する作品の現在地を確認し、さらなる幸福の予兆を感じてほしい。

ともあります。ゲームに全く詳しくない私としては、このメッセージを読み、刀剣乱舞がかなり特殊なことなんだと認識しました。


刀剣乱舞が「とうらぶ」と呼ばれるようになったこと(「とうけん」の略であることに今更ながら気づきました)など、このゲームの始まりの経緯は次の「すべての始まり」にあります。
そして、ゲームを始める際の最初の一振りは、5つから選ぶのだとか。そこに「歌仙兼定」があるんですね。


歌仙兼定は、細川ガラシャの夫「細川忠興」の愛刀。それについて知ったのは、Artractと熊本県立美術館の細川ガラシャ展を取材したときのことでした。
ガリラボ通信2018/8/4


そしてこの展覧会のことを県美が事前予告でツイートしたら大変なことになりました。
次のツイートは7月24日時点のものです(ガリラボ通信2018/7/24)。
ものすごい勢いでリツイートされ、このツイートは、この日、リツート速度が国内で14位に入るほど凄まじいものでした。
刀剣乱舞、そして歌仙兼定の威力を思い知らされた出来事でした。



また、とうらぶが発表されてから5月後、2015年5月。玉名では、同田貫を巡ってあるハプニングが起こっていました。
 玉名フィールドワークとハプニングガリラボ通信2015/5/30
この時のハプニングは12ゼミ生のチーム「たまガリ」が遭遇したものですが、その後、13ゼミ生のチーム「たまラボ」が同田貫を積極的に活用して
 たまラボの玉名現地ロケガリラボ通信2016/8/20
広報に使うことになりました。
たまラボの活動が終わると、ガリラボ内では刀剣ブームは一時終息し、3年後の16ゼミ生のチームArtractで再燃することになるのですが、世の中ではずっとそれが継続していたようです。
ゲームの持つパワーはすごいものです。



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