2020年1月21日火曜日

Society5.0についての特別講義とArtractの話題

今日の午前中の授業は、総務省九州総合通信局の野尻情報通信部長をお呼びして、特別講義を行ってもらいました。
Society5.0に向けては総務省は地域がどう取り組んでいくかを担当されているわけで、現在、どういったことが進んでいるのか詳しく紹介してもらいました。
通信速度の世代交代がだいたい10年で起きるようなのです。
現在の4G(LTE)が2012年2月開始のようなので、5Gは少し早まり、LTEスタートの10年後の2022年には5Gはもう定着しているかのしれません。
5Gとは直接関係ないですが、北海道ではご夫婦2人だけで50ヘクタールもの農地を扱っている方があるようです。自動運転トラクターなどは8割は北海道で稼働しているようで、農業は随分と時代が進んでいるようです。
先日も教育のことを書きましたが、たぶん教育もこうした技術革新の影響を受けないではおれないだろうなと今日の講義を聴講しながら感じたところでした。
他の業界ももちろん同じことでしょう。変化がじわりじわりと不可逆的に、準静的に進み、10年経つとまるで異なる社会に至っているのでしょう、おそらく。
これまでもそうでした。ただし、変化はもっとゆっくりだったでしょうけど。



お昼、16ゼミ幹部会議。
その後、Artractとの会議で、動画について色々なことを話していたら(話し込んでいたら)、ふと「サウンドスケープ」のことが頭をよぎりました。
まちを音(あるいは音声)で可視化していく作業です。
Artractの次の世代にはこの取り組みをテーマにしてもいいなと直感的にそう思いました。
次のArtractチームがそのことをきちんと理解できるようなものを、コンテンツとして仕上げ、引継ぎの時にそれを示してほしいと現在のArtractチームに依頼しておきました。
きっけかはふとしたことでしたが、それのふとしたことは、やはりたくさんの会話しているからこそ出てくるものです。
昔書いた論文で、このあたりの様子を位相数学の言葉で表現したことがありました。
アイデアはたくさんの会話、対談の中での相互作用から生まれるものです。
会話・対話のためにどれほど時間を提供していけるかがポイントかと思います。

その後、Artractは次の定例ツイートをしてました。
現時点でもまだきっちりと作業を継続している点はほんと立派です。
次は、熊本城総合事務所の濵田副所長インタビューの最終回についてのツイートです。
全編は
  https://www.youtube.com/watch?v=Q5x86ciWCRo&feature=youtu.be
で視聴することができます。


その後、次のツイートもありました。上手ですね。笑


レイコ、来るってよ」は、3月20日から熊も県立美術館で始まる展覧会のキャッチコピーです。^^;
県美にては斬新です。担当されている学芸員さんが非常にチャレンジングな方です。
ガリラボもこの展示の支援することになりそうです。




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