2020年2月10日月曜日

天草の小学生2人の研究

今日で、試験がほぼ終わったようです。

午後、3年生がにぎやかに集まってきました。
メンバーをみると、広報部のメンバーたちです。
よく見ると、2年生も入っています。

新広報部が集合して2月発行の広報紙の作業を始めたようです。

ところで、今日のニュースで気になったのは、天草市の小学生2人が自由研究で
 手を広げた長さと身長の関係の年齢による違い
を幼児から60歳まで141人からデータを採集して、両者の関係を調べたということでした。
この研究で「算数・数学の自由研究作品コンクール」で全国入賞したそうです。
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/asahi/nation/ASN2771KSN24TLVB001

立派だなと思うのは、多様な年齢の人たちについて141ものサンプルを集めたということでした。
こうした研究は、企画自体はまあある程度の人であれば考えつくと思いますが、問題はそこからです。
実行に移す段階でとん挫する人が多い。
幼児から60歳までの人とどう接触します?
接触したうえで、手を広げた長さと身長とを測らないといけないわけです。
かなりの時間がかかることが予想されます。
ゼミ生が卒論に取り組み始めて挫折するのが、この実行の段階です。
アンケートや実験サンプルとかは、このため、大学生に限定してしまうことが多い。
(例外を除き)これは実行を諦めた結果、挫折を宣言しているデータにも思えます。^^
 
 
昔、聞いたことがあります。
企業でほしいのは、企画する人ではない、企画を実行できる人だと。
前者は多くいるが、後者が少ないのだと。
ニュースの小学生2人は数少ない後者のタイプだと思います。
だから表彰されたのでしょう。

口だけ(企画だけ)で終わるのでなく、足を使い、手を使って具体的に行動できる人が魅力的です。


さて、冒頭の広報部ですが、どれほど「実行」の部分ができているのでしょう?
気になるところです。



 
 

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