2020年7月8日水曜日

爆破予告中のキャンパス/熊日コラムから

爆破予告中のキャンパスです。外周から眺めてみました。
いつも空いている車両門も今日は閉鎖されて、守衛さんが座っておられました。
しばし守衛さんと「大変ですね」と雑談してきました。
大学封鎖とか、学園紛争以来のことではないかと思いますが、前身の熊本女子大では学園紛争による封鎖とかなかったでしょうから、この状況は大学70年の歴史始まって以来のことだろうと思います。
70年来一度もなかった状況ということで、写真を撮ってきました。
が、普通の写真ですね、これだと。
キラーフォトになっておりません。
門を閉ざし、門を守っているニコニコ笑顔の守衛さんを撮ってくるべきでした。^^;


熊日2面にあるコラム「射程」を2つ紹介します。
次は今日の射程です。熊本県南部は、現在は生き延びることがまだ重要で、そのための専門家(自衛隊とか消防とか警察とか)が多く入っておられるでしょうが、しばらくして復興に向かいだすと別種のボランティアが必要になってくるでしょう(場所によってはそのモードになっているかもしれません)。
熊本地震では、益城が震源地でしたので、度々行けるところでしたので、もやいすとで復興ボランティアを組織することもできました。
ただ、人吉球磨は大学からちょっと遠い。イベント的にたまにいくものあり得るのでしょうが、継続的にできる支援とはどんなものがあるのでしょう。
次のコラムを読みながら、そんなことを考えました。
地元の高校と連携して、役割分担して継続的できることを創造することもありえるのかもしれません。
球磨中央高校にはOG(03)菅原がいます(現在まだ連絡が取れていません)。こうした高校との連携して継続的なボランティアができるといいかもしれません。


これは昨日の射程です。これはかなり深刻ではなかろうと思いました。
地元の交通インフラは果たして再生できるのでしょうか。
再生するにしても途方もない時間と費用がかかるでしょう。
東日本大震災で被災した三陸鉄道は全線開通まで途方もない時間を要したことは記憶に新しいところです。
球磨村の方だったと思いますが、テレビにインタビューに対して、「再生とかいうけれど、ここまでなったらもう無理ですよ」といった意味のことをおっしゃってましたが、圧倒的な破壊の前にいるとそうなってしまう心境になるんでしょうね。
肥薩オレンジ鉄道の関係者の記者会見も今日の熊日に出ていましたが、通常から赤字であるところにこの危機ですから、かなり深刻なレベルになりそうだということがよくわかりました。
しかし、ずたずたになった交通インフラを前に、未来のことを考えるならば、諦めるわけにはいかないはず。



熊本地震ときは被災者でしたが、今度は支援者の立場にいます。
私たちに何ができるでしょう。
 


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