今朝の熊日「都市圏」面に熊本城の復旧の様子が掲載されていました。何十年もかける息の長い復旧作業の中での一コマですが、こうした区切りが、熊本地震があってそれからの復興・復旧が進んでいることを教えてもらえます。
さて、上の文章で「都市圏」を太字にしていることにお気づきでしょうか。今朝の新聞をめくりながら(電子版なのでクリックしながら)、「あれっ」と思いました。昨日は休刊日なので、一昨日ですが、一昨日まで地域面はすべて「ローカルワイド」として県北・都市圏・県南の区別がなかったのです。非日常のときにこの構成になりようで、熊本地震のときもそうでした。ローカルワイドとしてまとめられず「ローカルワイド県南」「ローカルワイド県北」「熊本都市圏」と紙面を変えて掲載される形になったときほっとした記憶があります。
あー、日常が戻ってきた、と。
今日の紙面をみてそう感じました。今回の非日常はもちろん「県南豪雨災害」によるものです。県南の復旧はまだまったく成し遂げられていないといえ、熊日新聞の変化により、豪雨から一定の区切りがつき、極端な非日常からは脱したということでしょう。
新聞を見て、ほっとすることなどあまりないことですが、当たり前の紙面構成に戻って安堵感を覚えた朝でした。(ついでに、県内のコロナウィルス感染者も57日ぶりにゼロだったとのこと。24面の記事です。この記事でも多少ですがほっとしました。)
先日、チームの生産性について話題にしました(ガリラボ通信2020/9/13)。それとも関係する話で、次のTEDのプレゼンをご覧下さい。「マシュマロチャレンジ」というある弱い部品で一定の強度の構造物を作るというゲームで、チームの生産性とは構成メンバー個々の頭の良さとは関係ないことをクリアに教えてくれます。ビジネススクールの学生チームは、挑戦において、幼稚園児チームに劣っているのです。