2011年5月21日土曜日

監視・リーク・スモールワールド

朝、自転車で出勤してきて門に入ろうとしてきたとき、勢いよく門から
(自転車で)出てきた学生と遭遇。
4年(08)宮下でした。
奇遇です。
自転車にまたがってしばし会話。
何故か馬にまたがったイメージと重なり、ツイートの最後に思わず
文久3年のことじゃった」と付け加えてしまいました。
(昨日夕刻ガリラボにいた人々にしか通じないかと思います。申し訳ありません)

同じく宮下も呟いていました。
(モバイル機器を駆使してますので、当然私よりも早いツイートでした)

内容は、自転車の私に発見して「レア」だとのツイート。
それに反応した矢田が「びっくりする」とか「レアレア」と余計なツイートまで
してました。

恐るべき監視社会、リーク社会だと思い知らされた土曜日の朝でした。
   
きっとこんな調子であちこちで「レア」とか「びっくりする」とかツイートされて
いるのだろうと思います。
リーク社会は、日本社会で滅亡しかかっていた「お天道様」を復活させて
おります。
できるだけ品行方正を心がけようと思います。
 


別の話題。

スモールワールドとか6次のつながりとか、世間の狭さを表現する

専門用語がありますが、先日木曜日の院のゼミでも話をしたばかり
ですが、そのことを本日体験しました。
 
 
暑いガリラボで、昨日の特別講義の学生からの感想をスキャンしていたら、
コツコツとの足音。
M2(10)松尾がスーツ姿で登場しました。
今日はM2の初期報告会(5/28)で使う資料提出の締切日だったのです。
昨日仕上た資料を出して、これから福岡に向かうということでした。
 
その後、スキャンの鬼となって古いスキャナを叩きながら必死で作業し、
お昼前には昨日の講師の方にデータを送信終了し一息つきました。
 
しばらくしてまたコツコツと足音がガリラボに近づいてきました。
ゼミ生ではなく、他のゼミのM2の方でガリラボから借りていた図書を返却に
来られのたです。
 
長く借りていたお詫びにとお土産を持参されてのことです。
さすがは社会人です。 
読めませんが、「献上 田むらの梅」と書いてあります。


読めないので裏を見たらこうなっていました。

 
なんと岩手県一関市のお土産です。
津波被害で大変な東北に行ってこられたようでした。
これを見ながら話題が弾み、それから色々な糸を手繰るように
次々と面白い話ができました。

東北はもちろん観光ではありません。
なんで一関なのかというと、保健師として派遣されて南三陸に行って
こられたとのことでした。
それから昔の記憶を頼りに話したら、なんとこの方、3年(09)谷をご存じでした。
私のゼミですよと言ったら、かなり驚かれていました。
そういえば昨日の谷の熊日の記事にも南三陸の話題がでてきます。

谷をご存知の背景はこういったつながりのようでした。
 
世間はほんと狭い。

さらに話をしていると教務入試課の澤田さんもよくご存知でようでした。
なんとまあ。
私も当然ながらよく知っているので、またさらに話が膨らんでいったのです。

意外な共通点を発見し、楽しくなり長い立ち話となってしまいました。
本の返却に来ただけのはずが、長時間になってしまい、話を切り上げたら
急ぎ戻って行かれました。
 

監視・リーク社会やスモールワールド化社会。
どれも情報化の進展が引き起こしてきた現象ですが、特に前二つが顕著になって
きたのはネットが大衆化したここ最近のことです。

------

活動理論において境界オブジェクトという概念があります。
これは様々な共同作業を行っていく上で重要な役割を果たすものです。
本日のコトバの連携という共同作業(立ち話)において「田むらの梅」はひとつの
境界オブジェクトとして会話なるノットワーキング的活動において本質的役割を果
たしたのでした。

強制するわけでありませんよ(念のためですが)。

お土産って重要です。ほんとに。 みなさん、よろしく!  v( ̄▽ ̄)v

 

0 件のコメント:

コメントを投稿