2013年4月21日日曜日

実物世界が先行する時代の幕開け?

現在、2030年の学びということを、ガリラボでは考えているわけですけど、そういうわけで
未来的なテクノロジーを見ると何かしら反応してしまいます。

少し前に知った富士通のこの技術(↓)を見て、現在主流のやり方(または思想)との
逆転現象に少々くらくらしてしまいました。
市場への投入はまだ先のことでしょうが、とりあえず富士通の紹介ビデオをご覧ください。


いかがでしょう?



ビデオのものがそのまま大衆化するとは思えませんが、これがさらに洗練され、
大衆化し、日用品のレベルで誰でも使えるようになっていくとき、ぼくらの考え方は
大きく変わっていくのに違いありません。
今までは、ユーザーインタフェースというのは、デジタル世界を操作するために
ありました。
キーボード、マウス、タッチパネルなどなど。
ぼくらは、デジタル世界(コンピュータの世界)を操作しながら情報処理を進めて
いったわけで、このやり方が、思想を規定するひとつの要因になっているかと
思います。
誰でも、情報処理をする、考え方を整理するとき、デジタル世界と対峙せざるを
得ないようにユーザーインターフェース(キーボード、マウス、タッチパネル等々)が
強制していましたから。

富士通の技術は明らかにそれとは違いますね。
操作対象は実物(アナログ世界)です。
思想が根本的に異なります。
MITのメディアラボではこうした実物に向かうインターフェースが研究されて
いることはメディアでよく紹介されていたのである程度は知っていましたが、
富士通の技術を見て、そうしたことが現実味を帯びてきていることが
よくわかりました。
こうした技術が誰でも使えるようになっていくとき、それまでデジタル世界に
深く入り込んでいた人たちが、実世界に戻り、身体を媒介としてデジタル世界と
接続されていくことになる。
うまく言えませんが、どうもこれまでとは違っていることになる。
それがどういった思想転換を促していくのか、これからじっくりと考えていく
ことは非常に楽しそうです。

2030年のころ、こうした技術はおそらく日常的に使えるようになるでしょう。
現在、iPhoneのようなスマートフォンを誰でもが使っているのと同じ感覚で
実世界とデジタル世界を協働させながら情報を操作していってる気がします。
もっとも現在も、スマホについているカメラ機能はそうした情報操作として、
先駆けといえるのかもしれません。

実世界が先行し、それをデジタル世界が緊密にサポートしていくような
そんな情報社会に移行していきそうです。
そんなことが当たり前になっているとき、未来の学びとはどういうものに
なっているのでしょうか。
フィールドワークにいって、見かけた雑草を指で枠取りし、その動作を
持ち歩いているデバイスが読み取り、クラウド情報で照合されて、「それは
薬草で、こういったことに使える」とか教えてくれるといった未来は簡単に
想像できます。
ただまあ、もっと変わっているはずです。

それ以外に思いつくのは、ディスプレイが大きく変わっているだろうと
思います。
電子ペーパーが普通になり、それが通信回線と接続されていれば、
自分のノートが、テレビに変身したり、広用紙レベルのものだと、
それを壁に何枚か貼り付けて、壁越しに、海外にいる人との講義を
受けることもできる。
3Dだと、ドラエモンのどこでもドアとほぼ同じものが実現できそうです。
そんなのが簡単に使えるようになると、人とのかかわり方も変わって
くるはず。
学びのあり方にも大きな変革を与えることになるそうです。
 
空想を膨らませていくことは、非常に楽しい。
2030年の学びをまとめているはずの4年(10)漆島、吉村、M2(12)大塚の
3人は巨大な「ホラ」を含んだものにまとめてください。
 

これから、デジタルではなく、実物世界が先行しそれを中心にする時代の
幕が開いてきます。
PCの前に座って作業するというスタイルは大きな変革を受けるでしょう。
実物世界・・・ガリラボが非常に得意とするところです。
10年先あるいはもっと先、20年先を見て、活動していきましょうか。^^
 


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