今も厳しい状況が伝わってきます。
昨晩はガリッジ塾の懇親会でした。
ガリッジ塾の第1回目は4月14日。
17:30から開催し(ガリラボ通信2016/4/15)、塾が終了した後の21:26に熊本地震の
前震が発生したのでした。
この時、塾生の多くがまだ研究室に残っていました。
そして、その後、本震が起こって大学は休校となり、塾はそれから開催できない状態が続きました。
M1(16)山口による開催の努力が実り、1ヶ月が経った5月12日(ガリラボ通信2016/5/12)に
念願の第2回目を開催でき、塾の再開(復興)がなりました。
懇親会の開催もその頃には計画していたかと思います。
昨晩、ようやくそのガリッジ塾の懇親会が開催されました。場所は下通りの「いろりや」。
塾生8人(M1(16)山口、大野、4年(13)塚田、岩坂、3年(14)児玉、谷口、塚田、塘添)と私の
9人が集合して19時に乾杯。
後輩から先輩へ。
大先輩から後輩へ。
色々な年代が集まった場は、それこそ多様な話題で大いに盛り上がっていました。
盛り上がる中、ガリッジ塾内で考案された(3年(14)谷口作)プレイフルなツールとして
「もやもや風船」の実践(テスト)が始まりました。
作者の谷口がその準備に入りました。
必要なものは風船、付箋紙、マジックと、シャープペン。
風船をふくらまします。
頑張って膨らせます。
現在、自分が「もやもや」を感じていることを付箋に書き込み、風船に貼りつけます。
他の人のもやもやを解消してやれるアイデアを考え、その人の風船にアドバイスとして
貼りつけていきます。
一通りアイデアが出そろいました。
最後のステップは、自分のもやもやを最も解消してくれるアドバイスがどれなのかを
それぞれ発表していきます。
塘添のもやもやは「留学したい」でしたが、それに対するアドバイスは、先ほど必死で
風船を膨らませていた3年(14)塚田の「いってらっしゃい」だったかと思います。
もうひとり。M1(16)大野のもやもやは「俺の人生、これでいいのか」だったかと
思います。それに対するもっとも良いと大野が思ったアドバイスは・・・。
すいません、忘れました。orz
私の最近のもやもやは「能力、パワーの低下」だったのですが、それへのアドバイスは
「もう無理、諦めましょう」という意味の内容でした。正しいアドバイスにも思えます。笑
4年(13)塚田も「もやもや」を解消する塾生からのアドバイスを紹介した後、風船に穴を
開けて、萎ませていました。
シャープペンの先っぽで風船に穴をあけ、上手に風船を引っ張っていると、徐々に
空気が抜け、風船はゆっくりと萎んでいきます(一気に割るのではなく、徐々に萎ませる
のがポイント)。
このやり方は、もやもやが解消されたことを表現する儀式として谷口が考案したものです。
なぜこの「もやもや風船」がこの場にあるかというと、プレイフルなツールのアイデアを塾生が
全員出し合ったのですが、その中で投票で一番になったのがこの「もやもや風船」でした。
発明者は3年(14)谷口。一番になったご褒美に、さっそく使ってみようとということで、この
懇親会がテストの場になったのでした。効果を調べるためでしょうか、谷口は一部始終を
ビデオに収めていました。
谷口のツールは、色々な人が何を考えているのかを可視化し、またそれに対するコミュニ
ケーションも同時に可視化させるためのツールとして、風船というメディアを利用した点が
特徴的でした。
相手から情報を取り出す(取材)には、積極的な可視化ツールを用いないとうまくいかない
ものです。
心理療法で有名なものに箱庭療法というものがありますが、あれも患者さんから有用な
情報を取り出すための可視化ツールだと言えます。
谷口のツールはまだ発展段階にあるのだと思います。
今後、さらに洗練させて、興津会で使用しようかとのアイデアもこの夜、出ておりました。
今後、さらに洗練させて、興津会で使用しようかとのアイデアもこの夜、出ておりました。
この場で、9人の「もやもや」が発表されたわけですが、それらを解消するアドバイスとして
もっとも採用されたのが3年(14)児玉のアドバイスでした。
その次が4年(13)塚田。
さすがはガリラボのゼミ長だと思います。2人には、谷口から賞品(お菓子)がプレゼント
されていました。
ところで、教員の私のアドバイスは誰一人、採用するものはおりませんでした。orz
教員の筆跡ぐらい事前に把握しておいて、一応、義理でも採用してはどうかと思うのです。
如何なものでしょうか、みなさん。涙
22:00頃にお開き。
久々に大きな声でたくさん話し、そしてまた大いに笑い、そして「もやもや風船」で
もやもやを大いに語り合って吹き飛ばした夜でした。
9人で、愉快な夜を共有できたように思います。
ところで、ガリッジ塾は、今は勉強が主体ですが、今後は、行動する集団として
このメンバーで活動を始めたいと思っています。
ちょうど先日、振り返りとして塾のあり方を検討していたところでもあります。
M1(16)山口ガリッジ塾事務局長の今後の手腕に期待したいと思います。
男どもの一部はこの後、カラオケに繰り出していったようです。
<おまけ>
3年(14)谷口が会の最中に、「津曲ゼミって、非常に真面目な雰囲気だと思っていた
ので、こんなくだけたコンパはないだろうと思っていた」と話していたのが印象的でした。
確かに今はそういった印象を外の人たちは持っているかもしれませんね。
なんたって、もっぱらの評判は、非常に忙しいブラックゼミですから。笑
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