2018年2月3日土曜日

たまb👀k360+の初稿完成

初稿がようやく完成しました。タイトルは、15ゼミ生全員の意見をまとめ、
通りすぎんで〜玉名に行かにゃん! 県大生がまとめた美容ノート」となりました。
長いですけど。
「にゃん」はタマにゃんの言葉のようでもありますが、それよりも熊本弁を意識
したようです。
「通りすぎんで〜」は単なる通過点の地域ではないですよ、との意味が込められて
いるようです(多分)。
全部で50ページほどで、書籍というより少し厚めの小冊子(パンフレット)となった
ので、背表紙はなく、取材ノートの体裁のデザインとなりました。
イラストは3年(15)八並の手によるものです。冬休み中に作ってきてくれました。

(左右が逆であることに八並がギリギリ(今朝)気づき、修正をしてくれたはずです)

追記2018/2/5 次は八並が修正した正しい表紙と裏表紙です。

 
 
まえがきは、原案を4年(14)塚田が作り、それを修正する形で完成しました。ただ、
時間が不足したので、プロジェクトチーム全体でこれを共有したり、推敲したりする
ことができなくて・・・。ちょっと残念。



本文は、大学生が取材してきたことをノートに書き留めたスタイルになっています。
これもプロジェクトチーム内での様々な議論が白熱しつつ、最後はこのスタイルへと
収束していきました。
紹介しているのは全部で13スポット。15ゼミ生10名全員で分担して仕上げました。
次の記事は八並の手によるものです。いい感じです。


ただ全体を通してみると、やはり個々で違いがあります。当然でしょうけど。
全体を見渡し、不揃いを調整をしようかと思いましたが、月曜から試験も始まり、
時間がないため「妥協」という苦渋の決断をしてしまいました。
色々な学生が取材したメモだから、むしろバラバラであったほうが良いと、なんとも
苦しい自分たちへの言い訳を考え出してですね(涙)。
微調整だけで終わらせました。

「こだわり」の必要性をこの場で書いた(ガリラボ通信2018/1/29)ばかりでしたので、
その「こだわり」を発揮するだけの時間がなく、その点が心残りとなりました。


次は、全員分、全ページを集めたパワポのデータです。全部で54枚あります。
八並はこれを午後からずっとやっていて、夕方からは私も加わり、八並と2人でずっと
チェックと微調整をして、それにメドがついた22時過ぎ、八並は帰宅していきました。


いつも書くことですが、何かやるときは、こうした最後の仕事=詰めの作業
かなり大変です。「神は細部に宿る」という言葉が大切になってくるのは特に
この最後の段階。
スタート時点は細部よりは、積極的かつ大胆な方が大事で、その際は「神は細部に
宿る」というよりもむしろテキトー・大雑把であった方がいい。
しかし最後は逆で、緻密にです。
ということで、何かやるとき、ある時点で、適当モードから緻密モードに転換して
いくことが必要で、それがうまくいかないと優れた成果には繋がらないものです。
この最終段階、ゴールが間近にあるようにみえて、その作業に入ると、多くの場合、
ゴールは無限に遠くに感じるものです。
「神は細部に宿る」を徹底し、優れたものを作り上げようとしているとき、特に
そう感じるようです。
そうして取り組んでいると、実はゴールというのは存在しないことが気づきます。
締め切りが存在しているだけです。
その締め切りまでにどれほど自分の知力・体力を捧げるかが大事で、ゴールには
たどり着かないもの、締め切りにおいてどれほど自分が納得できたかが大切で、
それはやっぱりやり切った感があるかどうかかなと思います。
今回は、時間切れで最後は「妥協」してしまいましたが(無念)、物事を仕上げて
いく際には膨大な労力を要する詰めという段階があります。
最後の仕上げを遅くまでやっていた八並は多少なりともそれが理解でき他のでは
ないでしょうか。
もしそうであれば、優れた学びの体験だったのだと思います。
昨今は地域などに出て「大胆さ」を身につける機会が多くなってきましたが、その点に
目がいきすぎて、そうした点の修得が全てのように錯覚してしまいそうです。
だけど、「緻密さ」もそれ以上に大事であって、大学とは本来はその部分を学ぶ
ところです(でした)。

どうすればこうした緻密さを修得していけるのでしょう。

 
 

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