2年ほど前の中原さんのブログをたまたま目にしました。
大人の学びを対象に研究されている中原さんですが、目にしたブログは、プロジェク
トは「誰とやるかで決まる」という内容でした(→こちら)。
トは「誰とやるかで決まる」という内容でした(→こちら)。
中原さんの”経験からの持論”ということですが、それによれば、プロジェクトがうまく
いくには次の3つが必要とのこと。
いくには次の3つが必要とのこと。
=誰に参加してもらうかは、もっとも悩みます
=なぜなら、誰とやるか、誰を巻き込むか
誰にかかわってもらえるかで、成果が大きく決まる
一、研究プロジェクトは「目的の打ち込み」で成果は決まる
=参加人数が確定し、通常、キックオフをします。
=そのときに冒頭でおこなうプレゼンは、最も力をいれます。
なぜなら、この目的の打ち込みで、成果が 決まる
一、研究プロジェクトは「成果のイメージ共有」で成果が決まる
=そのプロジェクトを為すことで、どのような成果が期待できるのか、
そのイメージのすりあわせで 成果が決まります
私は工学系の研究者でした。工学系では一人で何かをやるのは少ないため学生時代
からプロジェクトに加わって、企業の開発者と一緒になって半導体の超微細加工技
術の研究に従事し(今思えば、完璧な正統的周辺参加でした)ていて、そうしたこ
とを続けてきて、県立大学に移ってから、ここ10年は大学でのプロジェクトにも
従事し、リーダーを担当してきました。
からプロジェクトに加わって、企業の開発者と一緒になって半導体の超微細加工技
術の研究に従事し(今思えば、完璧な正統的周辺参加でした)ていて、そうしたこ
とを続けてきて、県立大学に移ってから、ここ10年は大学でのプロジェクトにも
従事し、リーダーを担当してきました。
かなり長くプロジェクトに関わってきたわけですが、私の経験からも
「誰とやるか」
がやはり最も大事かなと感じます。
「誰とやるか」
がやはり最も大事かなと感じます。
その一緒にやる「誰か」は「エビフライのシッポ」を持っている人がいいかなと
思います(この意味、ガリラボのゼミ生であれば何人かはわかりますね)。
思います(この意味、ガリラボのゼミ生であれば何人かはわかりますね)。
「シッポなし」の完璧エビフライ的な人物は、周囲のパフォーマンスを低下させ、
やる気を失わせてしまう傾向にありますし、多少で「シッポだらけ」のダメエビ
フライ的な人は遅刻する、約束を守らない、そして自分ことしか言わないなど、
これも周囲のパフォーマンスを低下させてしまう。
「適度なシッポ」を持つ人たちと一緒にやるプロジェクトは、全員が力を発揮しや
すく、みんなが参加している感覚も強くなります。なので、終わった後、みんなの
すく、みんなが参加している感覚も強くなります。なので、終わった後、みんなの
達成感も大きい。
先日の通信に、玉名市との関係が8年続き、4月からは9年目に入ると書きました
が、これも先方の「誰か」としての存在が大きいのかなと思います。
が、これも先方の「誰か」としての存在が大きいのかなと思います。
一緒にやってきた「誰か」の「シッポ」の大きさが適度だったゆえにここまで長く
一緒に続けてこれたのでしょう。
一緒に続けてこれたのでしょう。
もちろん「誰か」だけでなく、他の2つも大事です。プロジェクトを始めるときは
肝に命じておく必要があると思います。
大学は、昔は、蛸壺文化が主流で個が強く尊重されていました。ところが、近年は
個からチームへの流れがあって、そのためにプロジェクトを立ち上げることも多く
なっています。
個からチームへの流れがあって、そのためにプロジェクトを立ち上げることも多く
なっています。
ただ、そうした流れはあっても、蛸壺文化に染まったままの人もまだ多くいるわけ
で、一般論ですが、そういった人たちがプロジェクトを始めると、経験値の不足で、
中原さんが主張する条件に無頓着にプロジェクトを考えてしまう危険性もありえます。
で、一般論ですが、そういった人たちがプロジェクトを始めると、経験値の不足で、
中原さんが主張する条件に無頓着にプロジェクトを考えてしまう危険性もありえます。
一般論から外れ、私についていえば、4月以降は公式なプロジェクトに関わる義務
から解放されるので、いつか適当な時期に、制度的でない「隙間の共同体=実践の
共同体」を募って、例えば教員、職員、外部の方など、多様な人が集まって行う勉強
会を主宰できるといいなと思っています。
「誰か」と「誰か」が集まって作った学びのコミュニティ(共同体)で勉強をし、
成果を形にして、色々と発信もしていければとも思います。
から解放されるので、いつか適当な時期に、制度的でない「隙間の共同体=実践の
共同体」を募って、例えば教員、職員、外部の方など、多様な人が集まって行う勉強
会を主宰できるといいなと思っています。
「誰か」と「誰か」が集まって作った学びのコミュニティ(共同体)で勉強をし、
成果を形にして、色々と発信もしていければとも思います。
場所は「ただっち」なるもので私を強制的に歩かせているMさんに貸してもらうかな。笑
以前にやっていたノットワーキング塾のようなものをイメージしてますが、違うものに
なるかもしれません。
なるかもしれません。
今のところ、単に思っているだけで、実行するか(できるか)どうかも不明ですけど。
さて、こうした妄想はおいといて・・・
4月になると学生GPに乗っからせてもらう学生たちが2つの具体的なプロジェク
トが始まります。
そのプロジェクトは、中原さんの条件の1つ目はもう済んでおり(メンバーは確定
済み)、2番目、3番目のことをきちんとするための準備をしないといけないと思
い、徐々に進めているところです。
済み)、2番目、3番目のことをきちんとするための準備をしないといけないと思
い、徐々に進めているところです。
最初の1歩、手始めは2月28日。
来週、玉名市に出かけ、その打ち合わせを始めてきます。
来週、玉名市に出かけ、その打ち合わせを始めてきます。
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