昨晩、NHK熊本のニュースで県内大学の卒業式のことが紹介されていました。
ネットにも同じニュースが紹介されており、下のそのスクリーンショットです。
卒業生、保護者、そして在学生にとっては重要なことなので多くに周知させる意味で大事なニュースだと思いました。
ただ、最後の本学のことが書かれている内容については、なんだかなーと思いました。
学科代表だけによる卒業式って?
卒業式って、開催するとしたら卒業生のためにあるはずです。
であれば、中九州短大のやり方はよく理解できます。
しかし、学科代表だけが集まって卒業式を行うというのは、卒業する大多数の卒業生を(言葉が悪いですが)締め出して蚊帳の外におくことを意味するわけで、大多数の卒業生はどう感じるでしょう。
完全に中止するのであればわかるのですが、一部の卒業生だけに限定して開催するということに、不公正さのようなものを感じるのは私だけでしょうか。
不公平でもないんですかね?
その辺りの細かい議論はこの際どうでもよいことですが、ただわたしだったら、、、
すべての卒業生に参加の可能性を開くことを考えたい。
だって、卒業するのは代表だけでなく、ひとりひとりの卒業生ですから。
そのためには、卒業生に呼びかけオンライン卒業式を計画するだろうと思います。
そんな卒業式だったら、学科代表に出てきもらう卒業式は意味があるようにも思うのです。
学科代表が出るリアルな卒業式の場は、通常の卒業式の県立劇場の舞台の上だと考え、ネット中継でそれを見ている卒業生はフロアに座っているのだと考えればよいでしょう。
そうした場を作れば、リアルな空間での代表者が、ネットで見ている卒業生を代表して学位記をもらうというのは意味があるのではないかと。
式辞や祝辞もあってよいでしょう。
このアイデアは、オンラインのみでなく、リアルとオンラインを混ぜているのでハイブリッド卒業式と呼んだ方がよいかもしれません。
ネットで視聴する女子学生には袴姿の卒業生も多いはず。
一生に一度の機会なので、袴を着たい女子学生が多くいると思いますので。
大学院生も小グループで集まってガウンを着て、ネット参加することも想像できます。
あちこちで小グループで集まって、例えばレストランとかに座り数名の袴姿の女子学生グループがネットでの卒業式・修了式に参加した後、そのあと街を歩いてくれると、どんよりした今の社会に明るい希望を提供してくれるようにも思います。
大規模イベントを回避する悪くないやり方だと思うので、全国のニュースとかでも取り上げてもらえそうですけど。
国内の大学で、どこかそんなことをやる大学がひとつぐらいはありそうです。
ネットって、そんな使い方をするためにあるはず。
予測できた未来だと思うので、対策チームとか作って教職員が何人かが集まって知恵を絞っていれば、私がすぐに思いつくぐらいですから、上に書いたアイデアとかそのメンバーからすぐに出るようにも思うのですけど。残念。
ここまで書いて、「オンライン卒業式」で検索してみたら、出てきました。
N高校の卒業式は完全オンラインのようです。
https://nnn.ed.jp/lp/graduation2020/
なんか最近、よく目にすることのあるN高校。カドカワが運営母体なんですね。
とりあえず、蚊帳の外におかれてしまう自分のゼミ生だけでも、通過儀礼を経験させたいと思い、ガリラボの卒業式を行うことにし、16ゼミ生の日程調整の結果、日時は以下のようになりました。
卒業するガリラボの16ゼミ生には全員に呼びかけています。もちろん保護者の参加はなし(^^)、在学生についても出席を制限する予定です(在学生参加は17幹部のみ)。
ガリラボ卒業式
3月21日(土)16:00-16:30
プログラム(案)
・開会の辞
・ガリラボ卒業証書授与(第193号から)及び記念品贈呈
・教員式辞
・お祝いメッセージ(地域の人、先輩、在学生等)
・在学生代表送辞
・卒業生代表答辞
・卒業生から在学生への記念品贈呈
・閉会の辞
変更の可能性ありますが、おおむねこんな感じになるかと思います。
おおよそ例年の追いコンのプログラムに従っています(たぶん)。
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